太田基裕、殺陣の流儀は「ケガをしない、させない」 公演中は“アーサー王の敵”を監視

ミュージカル「キング・アーサー」の製作発表会が25日、都内で行われ、主人公のアーサーを演じる浦井健治、アーサーの敵・メレアガン役の伊礼彼方、加藤和樹、演出を担当したオ・ルピナ氏らが参加した。

製作発表会に登場した太田基裕【写真:ENCOUNT編集部】
製作発表会に登場した太田基裕【写真:ENCOUNT編集部】

ミュージカル「キング・アーサー」製作発表会に参加

 ミュージカル「キング・アーサー」の製作発表会が25日、都内で行われ、主人公のアーサーを演じる浦井健治、アーサーの敵・メレアガン役の伊礼彼方、加藤和樹、演出を担当したオ・ルピナ氏らが参加した。

 イギリス・ケルトに伝わる伝説をフランスの作曲家であるドーヴ・アチア氏がフレンチロックをベースに描いたミュージカル。2015年9月にパリで初演され、翌年には宝塚歌劇団月組の公演として上演された。その後韓国でも上演され、高い評価を得た人気作となる。

 メレアガン役の伊礼が、アーサー役の浦井は「なんかいつも作品では負かされている。1公演くらい勝たせてもらえないかな」と苦笑いで、さらに「プライベートでは負けませんから!」と謎の宣言をし、会場を笑わせた。

 アーサーに忠誠を誓っているものの、アーサーの王妃とは知らずにグィネヴィアに恋をしてしまう騎士・ランスロットを演じる太田は、ミュージカル「刀剣乱舞」の千子村正役などで刀を使ったアクションを披露している。司会者から殺陣をするときに最も気をつけていることを聞かれると「ケガをしない、させない」と即答。続けて、「伊礼さんが本当の浦井さんをやっつけてしまわないように監視しながら挑みたい」と“王”を守ると誓った。

 同じくランスロット役の平間壮一は、同作について「全員が全身を使って演じている。サーカスを見ているかのよう。全力で汗をかいて演じるんだなと思うと楽しみ。期待しています」と語った。

 会見にはグィネヴィア役の小南満佑子、宮澤佐江、ガウェイン役の小林亮太、ケイ役の東山光明、マーリン役の石川禅、モルガン役の安蘭けいも参加した。同ミュージカルは2023年1月12日から2月5日まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演された後、群馬、兵庫、愛知も巡る。

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