サーキットで走行性能に魅了…スポーツカーを乗り継いだ40代女性が“小型車”にハマった理由

電撃の“ひと目ぼれ”だった。40代の女性オーナーは、2020年1月に開催された東京オートサロンで、運命の愛車に巡り合った。トヨタ「GRヤリス RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」だ。根っからのスポーツカー好きが、驚きの愛車秘話を明かした。

東京オートサロンで出会った愛車「GRヤリス」【写真:ENCOUNT編集部】
東京オートサロンで出会った愛車「GRヤリス」【写真:ENCOUNT編集部】

電撃的な出会い レガシィB4、インプレッサGC8に傾倒した過去も

 電撃の“ひと目ぼれ”だった。40代の女性オーナーは、2020年1月に開催された東京オートサロンで、運命の愛車に巡り合った。トヨタ「GRヤリス RZ ハイパフォーマンス ファーストエディション」だ。根っからのスポーツカー好きが、驚きの愛車秘話を明かした。

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「オートサロンの前日に知ったんです。ネットで見て、『なんだこれ?』って。当時は漠然と面白いクルマ、変わったクルマはないかなと探していた時だったので、電撃的でした。馬力やタイヤのサイズを調べていくと真面目に作ったクルマなんだなと。会場で実車を見て、期間中に予約しました」。カラーは「他の人が選ばなさそうな赤色」に決めた。納車したのは、同年10月のことだった。

 そもそも、スポーツカーにのめり込んだ経緯は。ガソリンスタンドに就職したことで、ブランドや部品の性能といった知識を吸収していった。次第に、「カッコいいクルマにいつか乗りたいな」と、スポーツカーに興味を持っていったという。初めて自分で買ったのは、日産180SX。「でも、FRがなかなか乗りこなせなかったです」。その後は、S14シルビアに乗り換えた。そこからSUBARUに傾倒。レガシィB4、インプレッサGC8のオーナーになった。

 次は「アウディTTもいいけど、ちょっと高くて予算オーバー。どうしようと思っていた中で出会ったのが、GRヤリスだったんです」。乗り心地は「サイズはコンパクトですが、乗ってみるとスゴイですよ。なめちゃいけないです」と力説する。

 販売店の計らいで、試乗で初めて乗ったのはサーキット会場だったといい、「このクルマを初めて運転したのが、筑波サーキットでした。カーブを曲がる時に、オーバースピードかなと思っても、いけちゃう。よく踏ん張るんですよ、このクルマは」と走行性能にすっかり魅了されている。普段使いで通勤でも運転。コンパクトだけに、「駐車場を選ばないところも大きいですね」という。

 カーライフについて聞くと、「クルマは人生でなくてはならないもの」。スポーツタイプの愛車に乗り続けてきたことで、人生に彩りが加わった。「周りの人から、私=クルマ好きというイメージを持ってもらっています。私からクルマを取ってしまうと、キャラが薄くなってしまう。友人や今の会社の人にとって、クルマは私のアイコンになっているんです」と実感を込める。

 愛車に乗ってカーイベントに積極的に顔を出している。今回は「A PIT オートバックス東雲」が主催するトヨタGRシリーズをテーマにしたイベントに参加した。「これまでのクルマでは機会はなかったのですが、実はGRヤリスに乗ってから、初めてこうしたカーイベントに参加しているんです。そこで新しく知り合う人もできて、SNSのやりとりを通して、クルマ好きの皆さんとのコミュニティーが広がっているんです」。生活の質がグッと向上しているそうだ。

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