安倍乙「芸能の道を諦めようと」 劇団4ドル50セントでかなった夢「普通だと味わえない」

女優の安倍乙が23日、都内で行われた秋元康プロデュースの劇団4ドル50セント旗揚げ5周年記念記者会見に登場した。当日は劇団員たちが感謝の意を述べつつ、新規公演の発表が行われた。

目を潤ませながら想いを語った安倍乙【写真:ENCOUNT編集部】
目を潤ませながら想いを語った安倍乙【写真:ENCOUNT編集部】

新劇団員の内田航と吉川真世がメディア初お披露目

 女優の安倍乙が23日、都内で行われた秋元康プロデュースの劇団4ドル50セント旗揚げ5周年記念記者会見に登場した。当日は劇団員たちが感謝の意を述べつつ、新規公演の発表が行われた。

 MCから「振り返っていかがですか」と問いかけられた安倍は「私は劇団に加入する前に、いろんなオーディションを受けていたんですけど、ことごとく落ち続けて、劇団のオーディションを最後に芸能の道を諦めようと思っていました。受からせてもらって5年間は普通だと絶対に味わえないようなことが体験できました。2期生も入ってきたということで、今まで以上に結果を残して、2期生にたくましい背中を残せるように努力していきたいなと思います」と将来を見据えた。

 当日は1月に行われたオーディションで選ばれた新劇団員の内田航と吉川真世がメディア初お披露目。内田は「この劇団に入りたいと思って、オーディションを受けて加入させていただいたので、いろいろなことを勉強して、たくさん吸収して、何事にも挑戦していきたいと思います」と抱負を述べた。吉川は「旗揚げのときから知っていたので、このグループの一員になれたことにうれしく思っております。満足することなく、ここからがスタートなので、劇団に新しい風を吹かせて、自分が引っ張っていけるような女優さんになりたいと思います」と意気込みを語った。

 さらに安倍は「結成当初と比べると熱量は下がってしまったかも知れませんが、夢を諦めたわけではなくて、2期生が入ったことによって新たな個性と個性がぶつかりあって、フレッシュな姿をお見せできるかなと思うので、新生劇団4ドル50セントとして全力で頑張っていきたいと思います」とアピールしていた。

 また、イベントでは来年2月に新作公演が行われることが発表された。同公演ではクラウドファンディングも実施する。うえきやサトシは「支援していただいた方にも後悔のない作品を上演できればと思います」と語った。

 同劇団は秋元プロデュースの演劇集団。演技経験がほぼゼロの状態からスタートし、2018年に旗揚げ本公演を実施した。劇団名は1960年代を代表するシンガー、ジャニス・ジョプリンの亡骸の手に握られていた4ドル50セントからとった。これまで14演目全137公演を上演した。

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