女優の橋本環奈が20日、都内で行われた映画「バイオレンスアクション」公開記念舞台あいさつに、共演の杉野遥亮、鈴鹿央士、馬場ふみか、森崎ウィン、大東駿介、太田夢莉、城田優、高橋克典、岡村隆史、メガホンをとった瑠東東一郎監督とともに登壇した。

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　原作は「やわらかスピリッツ」（小学館）で連載中の漫画。日商簿記検定2級合格を目指す専門学生ながらも、夜はアルバイトで指名ナンバーワンの実力を持つ殺し屋をやっている菊野ケイの活躍を描く。

　殺し屋のバイトをする専門学生・菊野ケイ役を演じる橋本は、主演作となる本作が、撮影から約1年半がたち、ようやく公開されたことへの心境を尋ねられると「撮影をしてからけっこう時間がたっているので、無事に公開することができてホッとしている部分もあり、みなさんに楽しんでいただける映画だと思うので、もっともっと広がって行ったらいいなと思います」と笑顔であいさつ。

　撮影現場の雰囲気を聞かれると、橋本は「アットホームというか、全員が口数が多いタイプの人じゃなかったんですけど、みんなずっと現場にいましたね。人生ゲームとかしているシーンもありました」と回顧し、岡村が「1番しゃべっていたのは鉄砲の指導をされる人ですからね」と打ち明けると、橋本ら殺し屋組織「ぷるるん天然娘特急便」のメンバーは笑い、橋本も「そうですね（笑）」とにっこり。続けて、岡村は「今は1発400円くらいします。昔みたいに撃てません。『あぶない刑事』の時代ではありませんって」とエピソードを明かして笑わせた。

　また、主人公のケイが“殺し屋”という珍しいアルバイトをやっていることにちなみ、それぞれやってみたいアルバイトを発表する一幕もあり、“クレープ屋”と答えた橋本は「基本的に飲食店で働いてみたくて、バイトをしたことがないんですけど、小さいときにフードコートとかにあるクレープ屋さんの生地を焼いているのを見るのがすごく好きで、トッピングとかは他の人に任せて、生地だけを永遠に焼きたいですね」と目を輝かせ、さらに「あとはラーメン屋さんと迷いました。（理由は）まかないでラーメンが食べられるから。（劇中に出てくる）おいしくないラーメン屋さんじゃなくて、人気店のおいしいラーメン屋さんに」と想像した。

　同じ質問に、太田は“友だち代行”と答え「今、レンタル彼女とかレンタル彼氏とかがあるみたいなんですけど、初めての人と会話することによって、対応力とか話が上手になるんじゃないかなという浅はかな考えで書きました」と説明し、変な空気が流れると、橋本は「けっこう斜め上からきたね（笑）」とツッコミ。岡村は“スタバ”と答え「みんなスタバって書くんじゃないかと思っていました。（カップに）“がんばってね”とか書けるし。みなさんを見かけたら“いつも見てます”とか書いてみたいですね」と声を弾ませた。