韓国の4人組ガールズグループ・BLACKPINKの2nd ALBUM「BORN PINK」（9/16発売）の先行配信曲「Pink Venom」の音源とミュージックビデオ（MV）が18日午後1時に公開された。発表する曲ごとにグローバル主要チャートをはじめとするYouTubeで初・最高・最多記録を更新してきたK-POP女王の帰還だけに、全世界のファンの関心が集まっている。

　所属事務所YG ENTERTAINMENTによると、「Pink Venom」はBLACKPINK特有のカリスマが際立つヒップホップジャンルの曲。強烈なビートと調和した韓国の伝統楽器サウンドがイントロから耳をひきつけ、その上に乗せて力強く展開されるスリムなラップと荘厳なボーカルが4人のメンバーそれぞれの魅力を最大化している。続いて登場するミニマルなビートのドロップパーツで「Pink Venom」が抱く中毒性のあるメロディーが感情を拡張しリスナーに爽快な快感を与えている。

　YG歴代最高制作費が投入されていることも大きな関心事だ。「Pink Venom」のMVでは韓国の美と、「Pink」と「Venom」という暗いながらも美しい対照的イメージが魅惑的に盛り込まれた。圧倒的な規模のセットと壮大な雰囲気、華やかなパフォーマンスが予告され、数多くのグローバルファンの目と耳を満足させる。

　アルバムの予約が開始されてから1週間で注文数が150万枚（全世界）を突破した。20秒前後の「Pink Venom」のティーザーコンテンツは、YouTubeのみで1億2000万ビュー以上を記録している。今回の2nd ALBUM「BORN PINK」は約2年前にリリースされた1st ALBUM「THE ALBUM」の同じ予約期間に比べて2倍近く増えている。2nd ALBUM「BORN PINK」の発売日がまだ1か月近く残っている点を考えると、200万枚達成はもちろん、300万枚という記録も不可能ではない。

　BLACKPINKは28日（現地時間）に米国4大音楽授賞式の1つである「MTV VMAs」でスペシャル舞台を飾る。以後、9月16日に2nd ALBUM「BORN PINK」を発売した後、10月からソウルを皮切りに北米、ヨーロッパ、アジア、オセアニアの順に続く超大型ワールドツアーを開催する。