女優の和田瞳、濡れ場&キスシーン初挑戦! “モテる女”を研究「モテる仕草をググって」
関西弁の演技にも初挑戦、イメージ作りに「カフェでずっと関西弁の会話を聞いたりしました」
――主演映画を通して女優として成長したところは。
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「すべてが印象的で、どれひとつを取っても一歩ずつ成長できたと思います。みなさんに助けていただきながら、素敵な作品に携わることができて、本当にうれしいです」
――改めて、歩んでいく道を見つけたという思いでしょうか。
「これまでアイドルをやったり、タレントとして出演してきましたが、やっぱり私は女優を目指していきたいな、と思いました。役者をメーンでやっていきたいです。私の名前の『瞳』は、映画『二十四の瞳』からきているんですよ」
――邦画の名作です。
「私の祖母(草野貞子)が出演していたんです。白黒作品で、12人の子供のうちの1人の役を演じて、ちょっと大きくなった役についても祖母が姉妹で出演しているんです。私の家の中では、女の子が産まれたら『瞳』と付けようと話していたみたいで、それで私が産まれて。映画というもので生きていけたらいいなとずっと思っています」
――ご自身のルーツは「映画」なのですね。目指すのはどのような女優ですか。
「『この子が演じると面白いから、この役でも見てみたい』と思われるような女優になりたいです。ひとつやってみたい役柄があって、すごく悪い女です。私は周りの人から、見た目からか裏がありそうってよく言われるので、ちょうどいいかな、なーんて(笑)。女にすごく嫌われる女、だけど、ちょっと同情しちゃうみたいなキャラクターを演じてみたいです」
――関西弁の演技にも初挑戦でした。それに、撮影場所は茨城と東京でしたが、CGも駆使して関西の遊郭のイメージを作り上げたとお聞きしました。
「私は東京出身なので、関西弁で話すのはすごく大変でした。自分で大阪に見学に行って、カフェでずっと関西弁の会話を聞いたりしました。それにマネージャーが関西出身でして、トレーニングとして毎日私のセリフを読んでもらい、マネージャーが私のセリフを覚えるぐらい読んでもらって……。完成版を観たマネージャーから、『関西弁めっちゃうまなってるやん!』って言ってもらえて、そこが一番うれしかったです」
映画「悲しき天使」は8月7日にシネマート新宿で2週間限定レイトショー
□和田瞳(わだ・ひとみ)、1995年2月18日生まれ、東京都出身。ドラマ、映画、舞台、レースクイーンまで幅広く活躍している。温泉ソムリエの資格を持つ。