女優の和田瞳、濡れ場&キスシーン初挑戦! “モテる女”を研究「モテる仕草をググって」

タレント・女優として幅広く活躍する和田瞳が、「悲しき天使」(森岡利行監督)で、映画初主演を果たした。見目麗しい遊女と遊郭に流れ着いた青年の“悲しき純愛”を過激に、重厚に描く作品で、大胆にも初めての濡れ場に挑戦した。吸い込まれそうな瞳が印象的で、役作りには「香り」を重視する美人女優に、撮影の秘話やこれからの目標を聞いた。

「悲しき天使」で映画初主演を果たした和田瞳【写真:山口比佐夫】
「悲しき天使」で映画初主演を果たした和田瞳【写真:山口比佐夫】

映画「悲しき天使」で初主演、「BOYS AND MEN」水野勝と共演…祖母は「二十四の瞳」に出演

 タレント・女優として幅広く活躍する和田瞳が、「悲しき天使」(森岡利行監督)で、映画初主演を果たした。見目麗しい遊女と遊郭に流れ着いた青年の“悲しき純愛”を過激に、重厚に描く作品で、大胆にも初めての濡れ場に挑戦した。吸い込まれそうな瞳が印象的で、役作りには「香り」を重視する美人女優に、撮影の秘話やこれからの目標を聞いた。

――本作は、「BOYS AND MEN」の水野勝さんが演じる無職の男・茂が、レトロな雰囲気の遊郭にたどり着き、和田さん演じる一美と出会い、そこから重々しく、生々しい人生劇が展開していきます。ヒロインの一美をどのような女性にとらえて役作りをしたのですか。

「一美はすごく仕事熱心で、芯はあるのですけど、ちょっと臆病で自分に自信のないタイプです。仕事熱心な部分は、私とすごく似ているなと思いました。ただ、私とはちょっと違うところもあります。私は、臆病にならずに言いたいことはそのまま言うので(笑)。役作りで一番取り組んだのは、いかに女性的な魅力を出せるか、というところです。仕草や雰囲気から出していければと思って、『モテる仕草』とググったり、ほかにも『素敵な女性』『モテる条件』とか、いろいろと検索しました(笑)」

――スマホの当時の履歴を見たらびっくりですね。

「私って『すごくモテたい女」みたいな、そんな検索履歴でした(笑)」

――仕草でこだわったところは。

「ちょっとゆっくりめに動くことです。所作から優雅さを出せたらと思いました。あとは、体作りの面で言うと、しなやかな体になるよう意識しました。なので、ジムにはあえて行かないようにしました。私は運動がすごく好で、体を鍛えているのですが、撮影前後はしばらく行かなかったです」

次のページへ (2/4) 濡れ場シーンのみならず「人間ドラマに注目していただければと思っています」
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