ボクシングの元世界ミドル級王者・竹原慎二がジムにいきなり殴りこんできた喧嘩自慢集団に激怒している。一部始終を自身のYouTubeチャンネル「竹原テレビ」で公開している。

“事件”は「BreakingDown5」に出場した元東洋太平洋スーパーウェルター級王者細川貴之、元東洋太平洋バンタム王者・山本隆寛との動画撮影中に起きた。

　いきなり3人組の若者がジムに乱入してきたのだ。「もうほんとね。輩とかくるからね」と立ち上がる竹原。どうやらスパーリングをやらせろと息まいているようだ。

　迷惑な乱入者に怒りを隠せない竹原。動画撮影中とあって怒りを隠せない細川と山本。これに乱入者たちは2人を眼中にないとばかりに、「どうせやるなら一番強い人がいいじゃないですか」と竹原に宣戦布告する。

　傍若無人に振る舞う3人の乱入者。1人目は細川と対戦することに。大ぶりな素人のパンチを軽くあしらう細川。容赦なく鋭い左ストレートを見舞う。一方的な展開に強制ストップ。うなだれるしかなかった。

　2人目は山本とスパー。上下のコンビネーションを打ち込み、あっという間にボコボコにする。プロの前に全く歯が立たない。

　そして3人目のボス格は山本と対戦。体格差をいかし、ラフファイトに持ち込み善戦も。途中、山本の左ボディーにもん絶。根性で最後まで立っていたが、どうやら歯が折れたようだ。

　終了後、山本は「ちょっと熱くなっちゃった。すごいパワーあったから」と振り返っていた。