「≒JOY」がトップを目指すために必要なことは? 「羞恥心を捨てる」「コミュニケーション」

指原莉乃プロデュースによるアイドルグループ「=LOVE」(イコールラブ)、「≠ME」(ノットイコールミー)、そして今年生まれた「≒JOY」(ニアリーイコールジョイ)による初の3グループ合同曲「トリプルデート」が7月に配信された。「≒JOY」にとっては何もかもが新鮮な出来事ばかりだ。指原は、「メンバー同士ライバルとして競い合うのではなく、お互いに協力し合い、気持ちを1つにしてトップのグループを目指してほしい」と自身の思いを託した。そこで「≒JOY」がトップを目指すために必要なこととは? メンバーを代表して市原愛弓(18)、小澤愛実(19)、藤沢莉子(18)、村山結香(18)、山田杏佳(16)の5人が真剣に答えてくれた。

「≒JOY」(左から)藤沢莉子、山田杏佳、市原愛弓、村山結香、小澤愛実【写真:山口比佐夫】
「≒JOY」(左から)藤沢莉子、山田杏佳、市原愛弓、村山結香、小澤愛実【写真:山口比佐夫】

指原莉乃「競い合うのではなくお互いに協力し合い、気持ちを1つに」

 指原莉乃プロデュースによるアイドルグループ「=LOVE」(イコールラブ)、「≠ME」(ノットイコールミー)、そして今年生まれた「≒JOY」(ニアリーイコールジョイ)による初の3グループ合同曲「トリプルデート」が7月に配信された。「≒JOY」にとっては何もかもが新鮮な出来事ばかりだ。指原は、「メンバー同士ライバルとして競い合うのではなく、お互いに協力し合い、気持ちを1つにしてトップのグループを目指してほしい」と自身の思いを託した。そこで「≒JOY」がトップを目指すために必要なこととは? メンバーを代表して市原愛弓(18)、小澤愛実(19)、藤沢莉子(18)、村山結香(18)、山田杏佳(16)の5人が真剣に答えてくれた。(取材・構成=福嶋剛)

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村山「まだまだステージに立つ経験も少ないのでステージに上がると緊張しちゃいます。『イコノイジョイ 2022』も大きな会場とおおぜいのお客さんの雰囲気にのみ込まれてしまい、練習通りのことが本番でできなくて悔しい思いもしました。これからはもっと堂々と本番で力を発揮できるように気持ちの面でも成長してきたいです」

市原「私は振り付けを覚えるのが苦手で……。振り付けに集中してしまうと周りが見えなくなってしまい、自分のことで精一杯になってしまうので、周りに対する思いやりとか気配りができなくなってしまいます。なのでもっと集中力を高めてダンスをしっかり覚えられるようになりたいなと思います。『イコノイジョイ 2022』のアーカイブ映像をチェックしたら自分は笑顔が足りなくて、もっと笑顔でいなくちゃいけないなって反省しました。1つ1つの動作も気を抜かずに頑張っていきたいと思います」

藤沢「私の課題は、これからもっと余計な羞恥心を捨てていくことです。トップを目指して進んで行こうねってみんなで話していますけど、それぞれが余計なプライドを捨てていかないと上を目指すことはできないなって感じていて。『イコノイジョイ 2022』でも、私はまだちょっとした恥ずかしさもあって思い通りのパフォーマンスができない部分もありました。今後はそういう羞恥心を捨てて堂々とパフォーマンスできるようになりたいです」

山田「私はダンスが未経験で合宿のときはみんなに付いていくだけで精一杯でしたが、最近やっと少しずつですけど踊れるようになってきました。そういう苦手なところを克服できるようにもっと自分に厳しくしなきゃいけないって思っています。また『イコノイジョイ 2022』で、曲によって変化する先輩方の表情や表現力にとても感動したので、私もこれからどんどん吸収してパフォーマンス力を上げられるように頑張っていきたいです」

 小澤は、≒JOY初ステージとなる「イコノイジョイ2022」直前にグループへの加入が決まった。

小澤「ニアジョイに加入したばかりの頃は、『自分が自分が』というように人よりも前に出ようとする気持ちが思わず表れてしまうこともあったので、みんなとのコミュニケーションを大切にしようと思い、周りを見ながら出すぎないようにしようと意識していた部分もありました。でもそれは逆に言うとどこかで遠慮していたところもあって、そんな時に指原さんから『自分のパートでしっかりと誰かを感動させるぐらいの強い気持ちで歌わないと届かないよ』とアドバスをいただきました。やっぱり私の強みでもある歌でお客さんに気持ちをしっかり伝えられるような、そんな表現力をもっと身に付けていきたいなって思います」

「=LOVE」、「≠ME」、「≒JOY」による初の3グループ合同曲「トリプルデート」ジャケット写真
「=LOVE」、「≠ME」、「≒JOY」による初の3グループ合同曲「トリプルデート」ジャケット写真

初の3グループ合同曲「トリプルデート」

 それぞれの課題を持ちながらリリースした初の3グループ合同曲「トリプルデート」は、ニアジョイのメンバーにとって先輩たちから学ぶ場所でもあったという。そんな現場で感じたことを話してもらった。

市原「『トリプルデート』はニアジョイのファーストソング『≒JOY』とは一味違い、とってもかわいらしい曲になっています。この曲で初めてのMV(=ミュージックビデオ)撮影も経験しました。3グループ合同だからこそ個人の良さをそれぞれが伝えることができた曲だなって思います。歌詞もすごく好きです」

小澤「MVは最初から最後まで見どころがたっぷりあって、後ろでワチャワチャしているメンバーも含めてすべてに注目してほしいです。3グループ合同なんですが、はじめましての私たちニアジョイも皆さんに覚えていただけるような作品になっています。それぞれのグループの円陣から3つのグループが合わさって大きな円陣で終わるという演出が素晴らしくて……。あらためてMVを見ると私たちもグッとくるものがたくさんあるのでぜひ何回も見ていただきたいです」

山田「初めてのMV撮影がこの曲だったので、最初は緊張していたんですが、先輩方がリードしてくださったり、アドバイスをしてくださったりと、撮影を通して先輩方と仲良くなるきっかけをいただきました。全員制服を着ているのでまるで1つのクラスのような感じもありますし、ワチャワチャ感もあって、見るたびにいろいろな発見があります」

村山「あらためて『≒JOY』のメンバーになったんだなと実感しました。というのも、まず先輩方がとっても優しく迎え入れてくださって。歌詞の中に、ハート、ダイヤ、ティアラというそれぞれのグループのシンボルとなるフレーズが出てきたり、3つのグループを表した振り付けもたくさんあって……・。そういったことがとてもうれしくて、じわじわと実感が湧いてきました(笑)」

藤沢「3つのグループを『トリプルデート』という素晴らしい言葉で表すなんて表現力がすごいですし、とってもかわいいなって思いました。歌詞の中にも結成して間もない、ニアジョイの気持ちを書いてくださっているんだなって思うようなフレーズもあって、本当にうれしいです。この気持ちを忘れちゃいけないって思いました」

□≒JOY(ニアリーイコールジョイ)指原莉乃が自身の理想のアイドルをプロデュースするために、代々木アニメーション学院とタッグを組み結成された「=LOVE(イコールラブ)」、「≠ME」(ノットイコールミー)に続く第3のグループ。2022年1月30日、オーディションの最終審査が行われ、3月29日、メンバーのお披露目と共に指原莉乃プロデューサー自ら、グループ名を「≒JOY」とすることを発表。

次のページへ (2/2) 【写真】「≒JOY」市原愛弓、小澤愛実、藤沢莉子、村山結香、山田杏佳のソロカット(パート3)
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