【鎌倉殿の13人】北条VS怒り心頭の頼家…善児はどう動く? 「頼家も殺すつもりですか」の声も

俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第31回では、比企と北条の権力争いが激化し、「比企能員の乱」で能員の最期が描かれた。さらに終盤には病に倒れていた源頼家(金子大地)が奇跡的に息を吹き返す展開も描かれた。その後の物語はどう描かれるのか。気になる21日放送の第32回の見どころを探った。

御家人たちを前にして座る源実朝(峯岸煌桜)【写真:(C)NHK】
御家人たちを前にして座る源実朝(峯岸煌桜)【写真:(C)NHK】

小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ 第32回の見どころを探る

 俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第31回では、比企と北条の権力争いが激化し、「比企能員の乱」で能員の最期が描かれた。さらに終盤には病に倒れていた源頼家(金子大地)が奇跡的に息を吹き返す展開も描かれた。その後の物語はどう描かれるのか。気になる21日放送の第32回の見どころを探った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、奇跡的に息を吹き返した頼家だが、後鳥羽上皇(尾上松也)のもとには頼家危篤の報が届き、後鳥羽は考えを巡らせるという。鎌倉では、政子(小池栄子)のもとに義時(小栗)、泰時(坂口健太郎)らが集まり、新たな体制について話し合っていた。そんな中、一人で思いにふける比奈(堀田真由)。一方、先を見据えるりく(宮沢りえ)は時政(坂東彌十郎)に京との関係をより深めるように説き、愛息・政範(中川翼)も胸を高鳴らせる。そして、三浦義村(山本耕史)は……という展開。

 番組の公式サイトの第32回の予告編では、冒頭、字幕で「頼家の生還 災いの始まり」と表示され、続けて「三代鎌倉殿 源実朝」と言う字幕とともにナレーションで「目指すは頼家なき新たな鎌倉」という声が聞こえた。その後、義時の「頼家さまが息を吹きかえされる前に戻す」の声に続けて政子の「頼家も殺すつもりですか」という声も。終盤には「北条対頼家」という字幕とともに頼家の「北条をわしは絶対に許さん」という怒りに満ちた声があった。

 第32回は北条への怒りに満ちあふれた頼家に対し、北条がどう対応していくのかが見どころの一つ。また、公式サイトの予告編には善児(梶原善)が小刀のような武器を手にする姿もあった。北条対頼家の大きな流れのある中、善児がどう動くのかも注目される。

次のページへ (2/2) 【写真】頼家(右)にあることでくぎを刺す義時…「鎌倉殿の13人」劇中カット
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