【競争の番人】“桃園”小池栄子VS“呉服屋の社長”真飛聖の女のバトルに視聴者釘付け「画力が強い」

フジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(毎週月・夜9時~)の第6話が15日に放送された。同作は坂口健太郎が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者・新川帆立による「競争の番人」(講談社)。

小池栄子(左)と真飛聖【写真:ENCOUNT編集部】
小池栄子(左)と真飛聖【写真:ENCOUNT編集部】

新しく舞い込んだ調査案件は大手呉服屋「赤羽屋」による私的独占

 フジテレビ月9ドラマ「競争の番人」(毎週月・夜9時~)の第6話が15日に放送された。同作は坂口健太郎が演じる天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉と、杏が演じる実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓が、公正取引委員会・第六審査、通称“ダイロク”の職員として、不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく“凸凹バディのエンタメ・ミステリー”。原作は4月期月9ドラマ「元彼の遺言状」(宝島社)の原作者・新川帆立による「競争の番人」(講談社)。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

“ダイロク”に新しく舞い込んだ調査案件は、大手呉服屋「赤羽屋」による私的独占。事業者がほかの事業者の参入を妨害、排除するなどして市場の競争を制限する行為だ。情報を提供した若者向けの呉服屋「ファイブシーズン」の社長・井出香澄(萩原みのり)によると、「赤羽屋」の社長・赤羽千尋(真飛聖)がほかの呉服店を妨害するために職人に圧力をかけているという。

 この案件に、桃園(小池栄子)はいつもより気合十分。7年前、桃園は同じような案件で千尋を聴取したが、立証できなかったのだ。因縁を感じていた桃園は、証拠もないまま千尋の聴取を敢行。しかし、千尋は「はっきりした証拠がない以上、私を罰することなんてできないでしょう」と言い残し、聴取室を去る。桃園は「7年前、私の力が足りなかったせいでいくつもの店が潰れた。もうあんな悲劇は繰り返したくない」とリベンジを強く誓う。

 井出は以前「赤羽屋」で千尋のもとで働いていたが、厳しさについていけずに退職。経営コンサルタントの助言のもと「ファイブシーズン」を立ち上げて上質な着物を安く手に入れる新しい経営を始めていた。小勝負(坂口健太郎)と白熊は「赤羽屋」に足を運び、従業員たちから当時2人が「最悪なケンカ別れをした」と聞き出す。

 そのころ、公取が「赤羽屋」を調査をしていることを知った職人たちが続々と千尋のもとから離れていくように。代わって「ファイブシーズン」が繁盛しはじめるが、小勝負はどこか納得いかないような表情を浮かべる。

 千尋による圧力について職人たちにたずねて回っていた桃園は、風見(大倉孝二)に「赤羽屋」への立ち入り検査を要求し、なんとか検査までこぎつけるが、証拠はなにも見つからなかった。桃園は「赤羽屋は独禁法に違反することはなにひとつしていない」と認め、調査を終えようとするが、小勝負が「井出さんの話が嘘だったら?」「今回の調査で一番得したのって誰でしょうね」と言い出す。

 小勝負は、「ファイブシーズン」が取り扱っている反物が安価ことに加えて“軽すぎる”ことに疑問を抱いて独自に調べていた。その結果、「ファイブシーズン」の反物は絹ではなく、半分以上が合成繊維と判明。「合成繊維が混ざったものを(赤羽屋と)同じものとして売るのはまずいですよね」と井出の不正をあぶりだした。

 だが、井出は公取の聴取を「任意ですよね」とかたくなに拒否。卒業シーズンで100件以上の着付けの予約が入っていることを理由に挙げ、小勝負や白熊の話に耳を貸そうとしない。しかし、その前夜になって職人や業者が次々と「ファイブシーズン」との契約を打ち切ると言い出し、着付け予約分の着物を店舗から引き上げてしまう。

 翌朝、着物もスタッフも足りていない店舗に客が並び始めるが、取引先を失った「ファイブシーズン」ではどうすることもできない。困り果てた井出のもとに現れたのは千尋だった。千尋は着物と従業員を動員し、「ファイブシーズン」の客を救済したのだ。千尋に謝罪をしに行った桃園も着付けを手伝うことになり、無事に100件分の着付けを終える。

 公取の聴取に応じる井出。「公取にウソのタレコミをして『赤羽屋』の営業妨害をした」と問い詰められた井出は「着物業界のため」「古い体質を壊すためには多少荒っぽいやり方も必要」と居直る。小勝負は、千尋が自分の弟子である井出のために人知れず奔走していたことを明かし、井出に反省を促す。

 そのころ、千尋は桃園と和解。千尋は「7年前のあなたの言葉で私は変わった」と桃園に感謝する。以前の聴取で、桃園は「今生き残ってもいずれ終わる。競争のない世界は必ず滅びる」と千尋に忠告。その言葉をきっかけに考え方を変えたという千尋は「自分がのぼりつめることだけ考えていた」と当時を反省したことを明かし、2人は固い握手を交わす。

 小池栄子演じる桃園がフィーチャーされた第6話。前半で真飛聖演じる千尋と聴取室での“女のバトル”が描かれると、視聴者は「強い女対決だ、、、」「強い女VS強い女だ」「小池栄子と真飛聖の2ショット画力が強い」「迫力あるー 見応えあるー」と白熱。終盤には井出を助けるために赤羽が登場する“胸アツ”展開もあり、「赤羽社長ただのかっこいい人だった」「器の大きさが違うわ」「良い人すぎて、疑って本当にごめんんさい」とSNSからは賞賛が寄せられていた。

次のページへ (2/2) 【写真】真飛聖と萩原みのりの艶やかな着物姿
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