武田舞彩が感涙 悲願のワンマンライブが2年ぶりに実現 ド迫力のバンドサウンドで観客圧倒
シンガーソングライターの武田舞彩が14日、都内のライブハウスで自身初となるバンド形式でのワンマンライブを開催。会場に駆けつけた大勢のファンの前で12日に配信リリースしたファーストシングル「なす」をはじめ、全14曲のオリジナル曲を披露した。
シンガーソングライターの武田舞彩が14日、都内のライブハウスで自身初となるバンド形式でのワンマンライブを開催。会場に駆けつけた大勢のファンの前で12日に配信リリースしたファーストシングル「なす」をはじめ、全14曲のオリジナル曲を披露した。
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今回のワンマンライブは武田にとって2年越しの悲願となった。
アイドルグループのセンターとしての活動を終えた武田は、LAでの留学を経て、シンガーソングライターとして新たなスタートを切った。2019年に2本のワンマンライブを行い、その勢いに乗ってメインステージへと駆け上がろうとしたそのタイミングでコロナ禍となり、20年に開催予定だった3回目のワンマンライブが延期となった。
活動ができない間は事務所と家の往復だけで1日が終わった日もあったという。「まるで事務所に居候していたみたいな毎日で、事務所でお菓子ばかり食べるからスタッフから『でかネズミ』と呼ばれていました(笑)」と振り返った。
そんな中でも精力的に曲を作り、当初計画していたプロジェクトがなくなりそうになった時も自ら「お願いします。もう1回やってください!」と泣きながらチームスタッフに懇願したことをステージ上で明かした。そんな思いもかみしめながらようやく実現したワンマンライブ。「Shibuya eggman」に集まったファンからは声援に代わる温かい拍手が送られ、武田はその場で目を潤ませた。
「みんなのことを心からお待ちしていました。ようやくファーストシングルもリリースできて、ここからの私は走り出したら止まらないからね!」
生ギターをかき鳴らしながら歌う武田の力強いボーカルがロック色の強いバンドサウンドにぴったり重なり、「DESIRE」「ブルーに生まれて」、「Truth Proof」、「東京」など、これまで弾き語りで披露してきたオリジナル曲がド迫力のサウンドに生まれ変わった。
観客もその迫力に圧倒されながら、大きな手拍子でリズムを取る。ライブ中盤ではリリースされたばかりのファーストシングル「なす」が骨太のロックナンバーとして披露された。そんなあっという間の約1時間半。アンコールを入れて全部で14曲。2年間の苦しかった思いやステージに立てた喜びをすべて歌に替えて観客に届けた。
「私の大切な人だけに囲まれているこの空間は本当に幸せです。コロナ禍で新しい出会いもなかったので、今日の出会いはもう離したくないという気持ちがすごいの。めちゃめちゃメンヘラの彼女みたいなんだけど『誰とも別れたくない』っていう思いが強くて」心の底からの言葉に拍手と笑いが起こった。
終演後、今月21日に24歳の誕生日を迎える武田に、バンドメンバーとスタッフがサプライズで祝福。観客も大きな手拍子でハッピーバースデーを祝った。
「みんなのことを引っ張っていけるような存在になりたいし、そんな楽曲をこれからも作っていくので近いうちにまたお会いしましょう!」
早くも次のシングルリリースを10月に予定していることをあわせて発表した。ここから一気に次のステージへと駆け上がっていく。
ライブを終えた武田は「2年ぶりのワンマンライブ。2年間準備してきたことが1つ形になりました。みんなが笑顔で楽しんでくれている様子をステージから見れてとても幸せな時間でした。現状に満足することなく、走り続ける私をこれからも見ていてほしい」とメッセージを残した。
□武田舞彩(たけだ・まあや)1998年8月21日、福井県出身。2012年より芸能活動を開始。16年に単身ロサンゼルスへの留学を決行。留学中、ラジオから流れてきたEd Sheeranの楽曲との出会いがシンガーソングライターとしての活動を決意させる。18年帰国後より都内ライブハウスを中心にシンガーソングライターとしての活動を開始。自身の経験を飾ることなく表現した歌詞は同世代の女性から圧倒的な支持を受けている。