コミケに“本気過ぎる”エヴァ現れる…ポーズまで忠実再現、半年かけて作った魂の作品
世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が14日、東京ビッグサイトで開催された。記念すべき100回目のコミケは3年ぶりの夏開催とあって、会場は大盛り上がり。気合十分で個性派ぞろいのコスプレイヤーたちに直撃した。
過去には「マッドマックス」悪役イモータン・ジョーを再現の腕前
世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が14日、東京ビッグサイトで開催された。記念すべき100回目のコミケは3年ぶりの夏開催とあって、会場は大盛り上がり。気合十分で個性派ぞろいのコスプレイヤーたちに直撃した。
人であふれるコミケ会場で、世界的作品のキャラクターを発見。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版シリーズ」に登場した、式波・アスカ・ラングレーが搭乗する2号機だ。いわゆる「ザ・ビースト」仕様の本格派だ。飛び出した無数の“制御棒”をも巧みに再現している。
コスプレの“主”は、システム関連の仕事をしている40代男性。コスプレボードなどの素材を使って、自宅で約半年かけて制作。目の部分はLEDライトで光らせるなどの工夫を凝らしたという。
昨冬のイベントからお披露目。「旧作シリーズからのエヴァのファンで、いつかやりたいと思っていたんです。一番インパクトのあった2号機を作ってみました」と語り、「キャラの設定と一緒に『解放』されたようで、気持ちいいです」とコスプレの爽快感について教えてくれた。
もともと、同人誌を買いにコミケに参加していたが、10年ほど前からコスプレにもハマり出した。ファイナルファンタジーの好きなキャラの衣装を着ている人を見て、コスプレにも興味を持ったという。これまで映画「マッドマックス」の悪役イモータン・ジョーなどを再現させてきた。「仕事もしているので、コスプレに割く時間はなかなかできないのですが、やりたいと思ったものを1年に1着作っていきたいです」と声を弾ませた。
長身の体躯で迫力たっぷり。写真撮影の際は、“ビーストモード”の2号機らしい、躍動感のある動きを見せてくれた。ポージングでも再現度は抜群だった。