コダック歴は22年超、全身タイツの“姐さん”コスプレイヤーのこだわり「体型を生かせる」
世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が14日、東京ビッグサイトで開催された。記念すべき100回目のコミケは3年ぶりの夏開催とあって、会場は大盛り上がり。気合十分で個性派ぞろいのコスプレイヤーたちに直撃した。
過去には「ストリートファイター」春麗コスプレも
世界最大の同人誌即売会「コミックマーケット100」が14日、東京ビッグサイトで開催された。記念すべき100回目のコミケは3年ぶりの夏開催とあって、会場は大盛り上がり。気合十分で個性派ぞろいのコスプレイヤーたちに直撃した。
会場でひときわ目立つ、真っ黄色の全身タイツ。ポケモンのキャラクター「コダック」だ。コスプレをしている、さそ姐さん(49)は、「中国限定のケンタッキーのおまけではやった『コダック』のコスプレなんです」と教えてくれた。
コスプレを始めて25年以上。過去にたくさんのコスプレや同人誌イベントに参加しており、今回のコミケのテーマは「原点回帰」という。
そもそも、なぜコダックなのか。もともと大好きなキャラクターで、家にはフィギュアやぬいぐるみなど「40匹ぐらいいます」。もともと格ゲーのキャラ、「ストリートファイター」の春麗などを楽しんでいたが、「どうも自分には合わない」。そこでトトロやコダックの擬人化を試してみたらフィットしたという。「好きなものをやる」がモットーだ。
コダック歴は22、23年。今回着ているコスプレは3代目だ。手作りで、頭の部分のヘルメットの製作だけで1週間かかった。全身タイツについては、「コダックの標準体型なので、この体型を生かせる、無理せずできる」とのことだ。
コスプレを通したネットワークで友達を増やすことができ、人生の楽しみにもつながっている。「コダック好き、ファンの人たちに注目してもらえる。指をさしてもらえるだけでも幸せです」と笑顔を見せた。