女優の有村架純と俳優の中村倫也がダブル主演を務めるTBS系金曜ドラマ「石子と羽男-そんなコトで訴えます？-」の第5話が12日、放送された。急接近した石子（有村）と大庭（赤楚衛二）の関係に、SNSは「可愛すぎて倒れそう」と大興奮だ。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります。）

　東大卒ながら司法試験に受かることができないパラリーガルの石子と、見たものを写真のように記憶できるという特殊能力を持つが一風変わったキャラクターが玉にキズな弁護士・羽男（中村）が身近な珍トラブルに挑むリーガル・エンターテインメント。

　第5話の依頼人は、石子たち「潮法律事務所」のメンバーのいきつけのそば店・塩崎（おいでやす小田）の叔父。重野（中村梅雀）。隣の家の木が自宅の敷地に侵入してきており、毛虫に悩まされているという。石子と羽男が隣人の万寿江（風吹ジュン）にかけあったところ、彼女はすんなりと毛虫対策を行うことを了承。問題は解決したかのように見えたが、今度は重野宅から聞こえるピアノの音がうるさいと万寿江から慰謝料を請求する書類が届く。ご近所トラブルのまさかの展開に驚く石子と羽男。調査を続けると、万寿江から届いた書類は彼女の意思ではなく、彼女に好意を抱いている町内会長が勝手に出したものであることが判明する。

　調査中、重野と万寿江の態度や2人の家に同じ映画のチケットが飾られていたことに気づいた石子が重野に「本当は、（万寿江と）仲いいんじゃないですか？」と尋ねると、その予感は的中。万寿江も「いっときはひんぱんに会っていたんですけどね。私の片思いだったみたい」と重野に気持ちがあったことを明かすが、3か月前から突然そっけない態度をとられるようになり、疎遠になってしまったという。その話を聞いた石子と羽男、2人を手伝っていた大庭も、思い合っていたはずなのになぜ重野の態度が急に変わったのかが分からず戸惑ってしまう。

　その後、羽男の特殊能力で、重野が病気を患っていることに気がつく。重野は慢性腎不全を患っており、病気を持っている自分との関係が深まることで、将来、万寿江に迷惑がかかるのではないかと考え、身を引いたのだった。「高齢者が恋なんて、みっともないでしょう」と話す重野を、「好きな人には好きって言っていきましょうよ。何歳だろうがいいじゃないですか」とはげます大庭。石子が「私も、いくつになっても人生楽しんでいただきたいです」とエールを贈ると、羽男も「高齢者の方は、人生を楽しむ義務があるんじゃないですかね」と重野の気持ちを後押し。3人に背中を押された重野は万寿江をデートに誘い、万寿江もそれを受け入れるのだった。

　重野と万寿江の恋が進展した一方で、石子と赤庭、そして石子と羽男の関係も動き出す。

　いつもどおりあれこれ口を挟む石子を「でしゃばり過ぎじゃない？　君はパラリーガル。俺の方針に従ってくれないと」と煙たがる羽男。当分のあいだ自分の相棒としてではなく、事務所で事務仕事をしてほしいと言い渡す。それを不満に思う石子だが、羽男がそっけない態度をとっていたのは、石子の体調を気遣ってのことだった。重野と万寿江の問題を調査している時、石子が自分の体調が悪いことを隠して仕事をしていることに羽男は気がついていたという。「ここ数日、顔色が悪いし、お腹さすったりしてたから無理させないほうがいいのかなって。でもそれで休めって言ったって、あなた聞かないでしょ」と明かす羽男に、驚く石子。病院へ行って検査を受けた結果、治療を行えば問題ない病気であることが分かったと話すと、羽男の優しさに思わず涙してしまう。

　一方の大庭も、石子へのアプローチを開始する。就職活動に手応えを感じた大庭は、石子に告白することを決意。「就職が決まったら、石子先輩に告白します」と、石子本人に“予告”する。「告白の、告白ですか？」と戸惑う石子に「そういうことになりますね」と告げ、走り去る大庭。大庭の態度にSNSは「大庭くん、告白の告白は告白ですよ」と大興奮。“告白の告白”という行動にも「可愛すぎて倒れそう」と称賛の声が上がっていた。

　5話のラストでは、無事に内定をもらった大庭が石子に告白。「宣言どおり、告白します。俺と付き合ってください」というストレートな言葉には、視聴者からも「ついに告白。よく頑張りました！！」「最高でした……」「石子さんの返事も気になる」という声が。
また、羽男のそっとした優しさに感じ入った人も多いようで「石子と羽男の微妙な関係性がむず痒くて好き」としみじみ。「羽男と石子もいい感じになって欲しい」と、2人の関係に期待する声も見られている。