日本最大級のスクリーン“IMAXシアター”で映画「天気の子」を観るべき理由
7月19日(金)にグランドオープンを迎えた複合ビル「キュープラザ池袋」に誕生したシネコン「グランドシネマサンシャイン」で、新海誠監督の最新作「天気の子」を観てきました。
東京・池袋にシネコン「グランドシネマサンシャイン」オープン
7月19日(金)にグランドオープンを迎えた複合ビル「キュープラザ池袋」に誕生したシネコン「グランドシネマサンシャイン」で、新海誠監督の最新作「天気の子」を観てきました。ここのIMAXシアターは、国内最大のスクリーン! 「天気の子」は日本映画の興収記録を塗り替える作品になりそうですが、都内近郊にお住まいの方はこちらで観ることを超絶オススメします。その理由とは……。
完成がギリギリになったため、通常のマスコミ試写はなく、午前9時からの全国一斉上映という異例の試みを実施した「天気の子」。これは今年最大の話題作といっていいかもしれません。2018年春から始まった邦画の金曜公開ですが、過去最高の動員になったのではないでしょうか。
平日9時。サラリーマンの方々には非常に厳しい時間帯ですが、全国の映画館の予約状況は好調だったようです。その中でも、競争率が激しかったのが、ここ「グランドシネマサンシャイン」です。14か所でシネコンを運営する映画興行会社「佐々木興業グループ」が運営し、12スクリーン、全2443席を誇る最新設備のシネコン。しかも、このIMAXシアター(542席、車椅子席2)の売りは、高さ18.9m×幅25.8mの日本最大級のスクリーンなのです。同じく日本最大級を謳う109シネマズ大阪エキスポシティ(高さ18m強×幅26m強)とほぼ同サイズとなります。
映画館において、スクリーンサイズこそ、“正義”です。大きければ、迫力も面白さも全然違います。その“正義”もなくなってしまいました。渋谷パンテオン(1119席、2003年閉館)、新宿ミラノ座(1288席、2015年閉館)といった1000席規模の大劇場は軒並み閉館となり、大きくても300席クラス。このクラスは少し前を考えると、実は中堅クラスに過ぎないのです。10~20代のほとんどの方は本当の映画館の醍醐味を味わっていないんです。