REJECT・Reita&takejが語るデバイスへのこだわり LCQでは「優勝しないといけない」

7月、都内にてSteelSeries(スティールシリーズ)による新製品記者発表&体験会が行われた。プロeスポーツチーム「REJECT」はデバイスメーカーであるSteelSeriesとパートナーシップを結んでおり、当日はVALORANT部門のReitaとtakejが登壇。日本FPSシーンの最前線を走る2人に、新デバイスの感想やデバイス選びのこだわり、そして8月8日に開幕した「2022 VALORANT East Asia Last Chance Qualifier」への思いを語ってもらった。

REJECTのReita(左)とtakej【写真:ENCOUNT編集部】
REJECTのReita(左)とtakej【写真:ENCOUNT編集部】

SteelSeries新製品記者発表&体験会に登壇

 7月、都内にてSteelSeries(スティールシリーズ)による新製品記者発表&体験会が行われた。プロeスポーツチーム「REJECT」はデバイスメーカーであるSteelSeriesとパートナーシップを結んでおり、当日はVALORANT部門のReitaとtakejが登壇。日本FPSシーンの最前線を走る2人に、新デバイスの感想やデバイス選びのこだわり、そして8月8日に開幕した「2022 VALORANT East Asia Last Chance Qualifier」への思いを語ってもらった。(取材・構成=片村光博)

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――SteelSeriesの新製品、「Arctis Nova Pro/Arctis Nova Pro Wireless」「Apex Pro Mini/Apex Pro Mini Wireless」を体験しました。感想はいかがですか?

takej「Arctis Nova Proは締め付けがほとんどなく、とても軽いです。ヘッドホンを長時間着用していると頭痛になってしまう方もいると思うんですが、そうならないような作りになっています。良い意味で“着けている感じ”もあまりしないので、おすすめですね」

Reita「キーボードはもともとApex Proシリーズのテンキーレス版「Apex Pro TKL」を使っていて、Apex Pro Miniはその小さい版ですよね。Apex Proは、機能的にすごく良いキーボードなんです。今回、コンパクトになったということで、デスク周りのデザインがしやすくなると思います。自分の好きな角度で置けるようになりますし、使いやすいですよね。

 それにApex Proはアクチュエーションポイント(キーボードの反応する深さ)を自由に設定できて、キーボードの反応速度を自分の好みに変えられるんです。あとは単純に押し心地も好きで使っています」

――SteelSeries製品の良さは、どのような部分にあると感じていますか?

takej「僕は特にSteelSeriesのマウスパッドをすごく重宝していて、3年半ほど使わせてもらっています。SteelSeriesのすごいところは、商品すべてのクオリティーが高いところ。マウスもキーボードも、全商品に良いものが揃っていると思います」

Reita「老舗のデバイスメーカーですし、“PCゲームといえばSteelSeries”という認識が、古参のプレイヤーほどあると思います。『これを使っておけば大丈夫』という、安心・安全なイメージはあります」

――SteelSeries製品の使い心地の特徴を教えてください。

takej「先ほど話したマウスパッドに関して言うと、『一目惚れした』という感じですね。使ってすぐに『これめちゃくちゃいいな』『他の製品を使う必要ないな』という感覚になりました」

Reita「基本的に、デバイスは最初に触ったとき、身に着けたときの感覚が大事なんです。それだけで使うか使わないかが決まってしまいます。その意味では、SteelSeriesの製品は惹きつけられますよね。Arctis Nova Proなんて、すぐに欲しいくらいです。クッションもすごく良くて、パーツの色を変えておしゃれもできますからね」

――プロ選手のお2人にとって、デバイスの重要性はどのようなものですか?

takej「デバイスは、自分の手足のような存在です。僕の場合はデバイスを頻繁に変えることはなくて、一つのものをずっと使い続けるタイプです。商品の販売が終了して、自分の使っているマウスがなくなったら……と考えたら、すごく困りますから」

Reita「逆に、僕は結構デバイスを変えるタイプですね。デバイスごとに感覚が合う時期と合わない時期、使う時期と使わない時期があったりします。例えるなら、野球選手のバット、テニス選手のラケットのような感覚かもしれません。慣れたものより新しいものを使いたい、というタイミングもあります」

――デバイス選びで重視するポイントはありますか?

takej「マウスであれば、その人の手に合っているかどうかが本当に重要です。形は製品によって違いますが、使っているときのフィーリングが大事です。手に合わないマウスを使い続けると、僕は手が腫れたりしてしまいます。強く握ったりすることもあるので、凹凸が手の形に合わないと、負担になってしまうんでしょうね」

Reita「僕もフィーリング、第一印象を大事にしています。合わないと思ったらすぐに使わなくなる、ということもあります。僕はもともと、SteelSeriesのRivalというマウスがすごく気に入っていて、長く使っていました。自分に合うか合わないかはすごく大事ですし、僕の場合は初めて握った瞬間には『いけるかな』と分かります(笑)」

East Asia LCQへの思いを語った【写真:ENCOUNT編集部】
East Asia LCQへの思いを語った【写真:ENCOUNT編集部】

East Asia LCQに向けてReita「負けたときのことは想像しません」

――年間王者を決める国際大会「VCT 2022 Champions」への1つの出場枠を争う「2022 VALORANT East Asia Last Chance Qualifier」(East Asia LCQ)に出場します(8日の初戦でREJECTはMaru Gaming/韓国に2-0で勝利)。意気込みをお願いします。

takej「今年最後の、節目になる大会です。『最後だ』という意識を強く持って臨みたいですね。もちろんChampionsに出場したい気持ちは強いですし、勝って当たり前、優勝しないといけないという思いです」

Reita「僕も一緒ですね。勝つのが当たり前で、負けたときのことは想像しません。『Championsに出て、もっと活躍するぞ』という気持ちです。世界で活躍するためにやっていますし、世界大会への思いは強いです」

――Esat Asia LCQはKeNNyヘッドコーチ、Anthem選手、iNTRO選手を加えて臨みます。新チームでどんな戦いを見せたいですか?

takej「どういうチームなんだろ? バランスは取れているよね」

Reita「これまでのようなパワーで押し切るチームではなく、バランスが良くて戦術的な動きもできるチームになっているかなと思います」

takej「できる限りミスをなくして、しっかり勝ち進んでいけるようなチームでありたいですね」

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