松丸亮吾、子どもたちに“マーケティング思考”伝授「仲間とアイデアを出してみて」

謎解きクリエイターの松丸亮吾が9日、都内で行われた実践的マーケティングワークショップ「マーケティング・ミライ・ラボ」に登壇した。当日は、小中学生を対象に「マーケティング思考」を学ぶ講義や社会課題の解決方法を考えていくワークショップを行った。

実践的マーケティングワークショップ「マーケティング・ミライ・ラボ」に登壇した松丸亮吾【写真:ENCOUNT編集部】
実践的マーケティングワークショップ「マーケティング・ミライ・ラボ」に登壇した松丸亮吾【写真:ENCOUNT編集部】

実践的マーケティングワークショップ「マーケティング・ミライ・ラボ」に登場

 謎解きクリエイターの松丸亮吾が9日、都内で行われた実践的マーケティングワークショップ「マーケティング・ミライ・ラボ」に登壇した。当日は、小中学生を対象に「マーケティング思考」を学ぶ講義や社会課題の解決方法を考えていくワークショップを行った。

 今回取り上げた社会課題は、食料品の値上げや円安、食糧危機により注目される「国産食材」。マーケティングを通じて、国産食材の魅力を伝えるにはどうしたらよいか、子どもたちとともに考えていった。参加者は小学校5年生から中学校2年生までの児童生徒 15人。子どもたちは目をキラキラさせながら、講義やワークショップに取り組んだ。

 謎解きクリエイター集団RIDDLERを立ち上げ、謎解きを通じてさまざまな企業ともコラボをしている松丸は「マーケティングを知ったのは会社を立ち上げてからなので、みんなの方が先取りして勉強することになると思います。例えば、僕がテレビで謎解きの問題を出すときも番組によって出し方を変えているんです。大人が見る番組とかだったらちょっと難しい問題にしようとか。そういうのも一つのマーケティングなんですね。相手のことを考えて工夫するのもマーケティングだと思います」と子どもたちに伝えていた。

 松丸は「謎解きが嫌いな人のことも考えて問題を作る」と語りかけるなど、子どもたちに物腰柔らかくアプローチ。お米派の松丸が小麦派の子どもとバトルする場面も見られた。

 最後に松丸は「国産食材を食べてもらうのは難しいテーマだなと思っていたんですが、自由にいろいろな方向性からアイデアが出てくるのがびっくりました。自分がやりたいこと、成し遂げたいこと全てにこういったマーケティング分析は役立つので、ぜひ、これから困ったときはこういった形で仲間とアイデアを出してみるとうまくいくかもしれない。今回、楽しかったです。ありがとうございました」とまとめ、頭を下げた。

 主催者はマーケティングオートメーションツール「SATORI」を開発・提供するSATORI。「あなたのマーケティング活動を一歩先へ」をミッションに、現場で働く一人ひとりのマーケターを支援することで、企業の売り上げ拡大に貢献している。

次のページへ (2/2) 【写真】松丸亮吾の全身ショット
1 2
あなたの“気になる”を教えてください