元NMB48渡辺美優紀 デビューのきっかけは高校の担任 「ダンスを生かしたらと」
歌手でダンサーの元NMB48渡辺美優紀(みるきー)と直木賞作家の今村翔吾さんが6日、東京・新橋の「奈良まほろば館」で行われたリニューアルオープン1周年記念イベントに出席し、奈良愛を発信した。
作家の今村翔吾さんと“ダンスが共通点”の2人で、奈良愛発信
歌手でダンサーの元NMB48渡辺美優紀(みるきー)と直木賞作家の今村翔吾さんが6日、東京・新橋の「奈良まほろば館」で行われたリニューアルオープン1周年記念イベントに出席し、奈良愛を発信した。
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同館の広報アンバサダーを務めるみるきーは奈良県出身で、高校2年のときにNMB48第1期オーディションに合格し、芸能界デビューを果たした。
「オーディションを勧めてくれたのは、高校の担任の先生でした。ダンスなどの習いごとで忙しくて授業中に居眠りとかしていたら、『渡辺は勉強もいいけどダンスを習っているのを生かしてこういうのもどうや』とポジティブに声掛けしてくれました。その先生のひとことがなかったら、オーディションの存在も知らなかったので、すごい運命の出会いだと思います」とデビューのきっかけを明かした。
学校の行き帰り、ダンススクールの行き帰りにはラーメン店やショッピングセンター「イオン」に立ち寄るのが日課だったそうで、「イオンに育てられました」と、会場を笑わせた。
中学、高校時代を奈良で過ごした今村さんは元ダンスインストラクターという異色の経歴の作家で、この日が初対面というみるきーとは“ダンス”という共通点を持つ。
今村さんは奈良の魅力のひとつを、「歴史的建造物や遺跡がすぐそばにあって、目に飛び込んで来て、すぐ立ち寄れたり、興味が持てるのがいいことろかな」と歴史小説家・時代小説家の目線で解説。
2022年に小説「塞王の楯」で第166回直木賞を受賞したが、「その前に直木賞候補になったのが『じんかん』という奈良(を舞台にした)の作品。それで取っていれば奈良に貢献できたのにという思いもある」と振り返りつつ、「小説では奈良をどんどん描いていきたいと思います」と宣言した。