越後はる香インタビュー 映画「暁闇」で魅せた“デジタルネイティブ世代”の青春

「暁闇」(C) 2018 Harika Abe/MOOSIC LAB
「暁闇」(C) 2018 Harika Abe/MOOSIC LAB

母親の影響で宇多田ヒカルが「昔から好きです」

 映画は5月、韓国・全州(チョンジュ)国際映画祭のワールドシネマスケープ部門に出品され、映画祭も初体験した。「街全体がお祭り騒ぎという感じでした。皆さんがすごく温かく、よくしていただきました。お客さんは若い方が多く、上映後のQ&Aでは熱心に質問してくれました。あっという間に終わってしまった、という感じでした」と話す。

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 映画祭には母親も同行。その晴れ舞台を見せることもできた。「親孝行ができましたね」と言うと、「まだまだです。これから、もっとしたいと思っています。(芸能界入りは)母がすごく背中を押してくれました。今はひとり暮らしですが、母はしょっちゅう東京にも来てくれているので、寂しくはありません。これから、もっと活躍の場を広げていきたいです」と、さらなる飛躍を誓った。

「暁闇」は7月20日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開される。

「暁闇」(C) 2018 Harika Abe/MOOSIC LAB
「暁闇」(C) 2018 Harika Abe/MOOSIC LAB

□越後はる香(えちご・はるか)
2000年、兵庫県出身。2017年より本格的に女優として活動開始。主な出演作に「ブラックリベンジ」(2017/NTV)、「FINAL CUT」(2018/CX)、「イノセント・デイズ」(2018/WOWOW)。2018年に「明日に架ける橋 1989年の想い出」で映画初出演を飾り、主人公の少女期を熱演した。

□阿部はりか(あべ・はりか)
1995年、東京都出身。東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。これまで4作の演劇作品の脚本・演出を手掛ける。「なっちゃんはまだ新宿」(2017/首藤凜監督)で美術として参加するほか、美術や役者として多数映像の現場に参加。「MOOSIC LAB 2014」ではオープニング映像で主演。今年11月開幕の「MOOSIC LAB 2019」のオープニング映像の監督を手がけることが決まっている。

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