元GEMの武田舞彩、シンガーソングライターとしてデビュー「決意してからの3年間は長かった」

シンガーソングライターの武田舞彩(23)が12日、ファーストシングル「なす」を配信リリースすることを発表。また14日に都内ライブハウスで開催するワンマンライブでデビュー曲を披露することもあわせて発表した。デビューが決まった心境、そしてバンド編成で挑むワンマンライブの意気込みを武田に聞いた。

武田舞彩のデビュー曲「なす」ジャケットイメージ【写真:(C)Sun Music Group All Rights Reserved.】
武田舞彩のデビュー曲「なす」ジャケットイメージ【写真:(C)Sun Music Group All Rights Reserved.】

リアルな感情をストレートに歌っていきたい

 シンガーソングライターの武田舞彩(23)が12日、ファーストシングル「なす」を配信リリースすることを発表。また14日に都内ライブハウスで開催するワンマンライブでデビュー曲を披露することもあわせて発表した。デビューが決まった心境、そしてバンド編成で挑むワンマンライブの意気込みを武田に聞いた。(取材・文=福嶋剛)

 アイドルグループ「GEM」のメンバーとして活動後、LAでの2年間の留学を経て2018年にシンガーソングライターとして新たなスタートを切った武田。途中コロナ禍で思うような活動ができない時期もあったが、持ち前の精神力と粘り強さで地道なライブ活動や弾き語り動画の投稿など1つ1つ積み重ねていき、ようやくデビューの切符をつかみ取った。

「シンガーソングライターとして活動をすると決意してからの3年間は、ほとんどコロナ禍でした。開催予定だったワンマンライブも中止になったり、予定していたリリースの話もなくなってしまったり。世の中に何かを届けるというより自分と向き合う時間の方が長かったです。楽曲のリリースが決まった今、私のシンガーソングライターとしてのスタートはこれからだと思っています。今までつづってきた楽曲、そしてこれから作っていく楽曲、それらをすべてしっかりと1人1人に届けていきたいです」

 これまで弾き語りライブで披露してきた数多くのレパートリーの中からファーストシングルに選んだ曲は「なす」。さんざん都合よく振り回された男に言葉のパンチを浴びせまくるスカッとするぐらい気持ちの良いナンバーだ。

「『なす』は私が20歳のときに書いた曲です。当時は感情のコントロールができてなくて常に荒々しかった(笑)。そんな時代に感じていたことをザッと書き上げました。今の世の中って自分の思っていることを言えなかったり、感情を制限されたりすることが少なからずあると思うんです。

『今感じていることを素直に歌詞にしていく』……私が作詞をする上で大切にしていることです。普段なら制限されちゃうような感情さえもリアルに歌っていきたいので、『なす』という楽曲は、そんな私のもっともストレートでリアルな感情を表現した曲なのでデビュー曲にふさわしいと思い選びました」

武田舞彩【写真:(C)Sun Music Group All Rights Reserved.】
武田舞彩【写真:(C)Sun Music Group All Rights Reserved.】

バンド編成のワンマンライブも決定

 14日に「Shibuya eggman」で開催されるワンマンライブ「武田舞彩one man live “girls chemistry”」でバンド編成としては初披露となる「なす」をファンの前で演奏する。

「私は普段弾き語りのライブが多いのですが、作曲をするときは常に、『バンドで表現するときはこんな感じで演奏しよう』とバンドサウンドを意識しながら曲を作っています。今回はバンド編成のライブになるので、もともとこの曲でイメージしていた思い通りのサウンドを楽しんでもらえると思います。

 そしてワンマンライブのタイトル“girls chemistry”は『おんなの化け学』という私の楽曲から取りました。ライブに足を運んでくださるみなさん、そして私自身も記念すべき日が何かの着火点になればいいなって思っています。みんなで感情むき出しになって、無邪気な子どもの心で楽しめる空間を作ります。8月14日(日)“girls chemistry”最高に楽しい時間を一緒に共有しましょう」

 深みと説得力のある歌声に加えてキュートなルックスからは想像のつかないパワフルさ、さらに一度聴いたらクセになる中毒性を兼ね備えたネクストブレーク。気になる存在がまた1人登場した。

□武田舞彩(たけだ・まあや)1998年8月21日、福井県出身。2012年より芸能活動を開始。16年に単身ロサンゼルスへの留学を決行。留学中、ラジオから流れてきたEd Sheeranの楽曲との出会いがシンガーソングライターとしての活動を決意させる。18年帰国後より都内ライブハウスを中心にシンガーソングライターとしての活動を開始。自身の経験を飾ることなく表現した歌詞は同世代の女性から圧倒的な支持を受けている。

ライブ「武田舞彩one man live “girls chemistry”」
2022年8月14日 午後4時開場/午後5時開演
会場:Shibuya eggman(東京)
チケット詳細:http://eggman.jp/schedule/schedule-18586/

武田舞彩公式HP:https://www.sunmusic-gp.co.jp/talent/takeda_maaya/
ツイッター:https://twitter.com/maaya__takeda
インスタグラム:https://www.instagram.com/maaya__takeda/

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