上野樹里主演「監察医 朝顔」スペシャルが放送決定 時任三郎、風間俊介らも続投へ

女優の上野樹里主演「監察医 朝顔」が、フジテレビ系でスペシャルドラマ「監察医 朝顔2022スペシャル」として9月26日午後9時から放送されることが分かった。

「監察医 朝顔」がスペシャルドラマで帰ってくる【写真:(C)フジテレビ】
「監察医 朝顔」がスペシャルドラマで帰ってくる【写真:(C)フジテレビ】

上野樹里「前に進んで生きている朝顔を演じられることにワクワクしています」

 女優の上野樹里主演「監察医 朝顔」が、フジテレビ系でスペシャルドラマ「監察医 朝顔2022スペシャル」として9月26日午後9時から放送されることが分かった。

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 法医学者×刑事、異色の父娘を描く同名漫画作品を原作。ドラマ化をするにあたって大きくアレンジをした感涙のヒューマンドラマで、主人公は、神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める法医学者の万木朝顔(上野)。朝顔たち法医学者と刑事たちの異色タッグが、かたや解剖、かたや捜査で、さまざまな遺体や事件の謎を解き明かし、遺体から見つけ出された“生きた証”が、生きている人たちの心まで救っていくさまをハートフルにつづっていく物語。今作は第2シーズンラストの翌年夏を舞台に幕を開け。家族が増えてにぎやかな日常を過ごしながら、2人の育児、父・平の病状に悩む朝顔の姿を描く。

 主演の上野はもちろん、時任三郎、風間俊介、山口智子らおなじみのレギュラーメンバーたちの出演も決定している。

 出演が決まったキャストのコメント全文は下記のとおり。

○上野樹里
――「監察医 朝顔」を再び制作すると聞いて。
「第2シーズン終わりに、共演者の方たちと“また再会できる日があるといいね”と言っていたので、スペシャルドラマという形で再び『監察医 朝顔』に携われることができてうれしいです。皆さんも喜んでいると思うし、“久しぶり!”と言いながら笑顔で再会するのが楽しみです。そんな懐かしさを感じながらも、物語の中でも1年半という時間が流れ、朝顔は2児の母になったので、当時に戻るわけではなく、前に進んで生きている朝顔を演じられることにワクワクしています。レギュラーシーズンは当時の自分ができる限り、精いっぱい、朝顔を演じられたと思っていますが、今回の朝顔を演じることはあの頃の自分にはできない、今の自分でないと演じられないと思います。今回、登場人物たちは家族が増えている人や職場でのポジションが変わっている人もいます。“また会える”ことを楽しみにしていただきつつ、変化や成長をしている朝顔たちを新たに感じていただけたらと思います」

――家族が増えた朝顔たち一家のシーンについて。
「朝顔はひとりっ子なので、つぐみが生まれたときは、朝顔の想像できる生活だったと思います。母になり人間として成長して強くなれたし、面倒見のいい旦那さまやじいじのサポートもあって法医学者としても1人前になれました。今回、朝顔は2児の母になりました。つぐみは2年生、里美が2歳でいやいや期。つぐみはいろいろなことがわかるようになって、言葉もたくさん覚えて、大人の行動や言動もすごく見ている。しかも、すごく吸収が早い時期なので、周りの大人がしっかりしないといけないなと朝顔も感じています。とはいえ、朝顔は難解な事件を担当していて、余裕が持てない瞬間もあり、葛藤します。また、第2シーズンのラストでは、じいじが若年性認知症と診断されました。今回、新たな命の成長という幸せを描きながら、それだけではない日常も描かれています。朝顔は平さんとひとつの決断をすることになります。『監察医 朝顔』は平さんと朝顔の父娘の物語でもありますので、見届けていただけたらと思います」

――いつもの法医学教室のメンバーとの再会で、楽しみにしていることは?
「会うと、話が止まらないメンバーなので楽しみです! 撮影の合間はたわいもない日常の会話をしながら、本番はしっかりやる、スマートなメンバー。そして、皆さん、撮影が終わってメイクを落として着替えて帰るまでのスピードがすごく早いんです。私も早いほうなのですが、最後、ひとりになると、いつもちょっと寂しい気持ちになります(笑)。今回は連続ドラマではなく、共演者の方それぞれと会える時間が短いので、1日1日を楽しみたいと思います」

○時任三郎
――「監察医朝顔」を再び制作すると聞いて。
「第2シーズンが終わった後もなぜか心の中に朝顔がずっと残っていて、終わった感じがしませんでした。なので、今回の続編のお話をいただいたときは、ごく自然に受け止めました。続編が作られるような作品に出会えたことに感謝しています」

――家族が増えた朝顔たち一家のシーンについて。
「加藤柚凪ちゃんは実生活でもお姉ちゃんなので、今回新たに加わる妹にどんなお姉ちゃんぶりを見せてくれるのか楽しみです」

――視聴者の方へメッセージ。
「今回のスペシャルドラマは“監察医の娘と刑事の父”という当初の設定ではなくなりましたが、この役柄を通して、病に苦しむ人達やそれを支える家族、周りの人達の気持ちに、少しでも安らぎを届けられたらと思います。ぜひ、ご覧ください」

○風間俊介
――「監察医朝顔」を再び制作すると聞いて。
「大きな喜びと、同時に驚きがありました。第2シーズンのエンディングをすごく穏やかに美しく迎えたので、今までこの作品を愛してくださった方々も同じ気持ちかもしれませんが、僕は“まだまだ見たい”という思いと、“これで終わりなのかな”という思いがありました。なので、今回のスペシャルドラマの制作が決まったと伺ったときは、喜びと驚きが同時にやってきました」

――家族が増えた朝顔たち一家のシーンについて。
「朝顔たち一家のすてきなところは、すごく丁寧に生活をしているところ。視聴者の方がこの作品を愛してくださる、ひとつの要因だと思っています。子供たちの成長は、見続けてくださっている方たちの喜びでもあるだろうな、と。少し大きくなったつぐみと、成長が楽しみな里美が織りなすコントラストを楽しみにしていただけたら。僕自身も楽しみです」

――野毛山署強行犯係のメンバーとの再会で、楽しみにしていることは?
「苦楽を共にしてきた強行班チームと桑原の立場は変わりますが、根幹は変わりません。変わっていくものと変わらないものが共存しているところを僕も楽しみにしてるし、視聴者の方にも見ていただけたらと思います」

――視聴者の方へメッセージ。
「大きな災害による悲しみを乗り越えて生きていく姿を、この作品は描いてきたと思います。昨今、世界的に、閉塞(へいそく)感のある辛(つら)い時期を経験し、1日1日を丁寧に生きていく、生きていこうというのがこの作品の大事なメッセージ。この作品がすてきだなと僕が感じるところでもあります。長く愛していただきたいし、“自分もこんな風に生きたい”と思わせるような力がある作品だといいなと思います。このスペシャルドラマをご覧いただいて、心のどこかにこの作品を置いていただけたらうれしいです。“あなたの生活が少しでも穏やかでありますように”と願いを込めて、お届けします」

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