電動バイク「Fiido」が正式発表へ 収納付きで折りたたみ式、カスタマイズも可能

SWALLOW合同会社は新製品の折りたたみ可能な電動バイク「Fiido(フィード)」の製品発表を、6日と7日に東京・幕張メッセで開催されるアソモビ2022で行う。

折りたたみ可能な電動バイク「Fiido(フィード)」
折りたたみ可能な電動バイク「Fiido(フィード)」

電動キックボードは「誰でも気軽に乗れる乗り物ではない」

 SWALLOW合同会社は新製品の折りたたみ可能な電動バイク「Fiido(フィード)」の製品発表を、6日と7日に東京・幕張メッセで開催されるアソモビ2022で行う。

 2022年4月に道路交通法案が改正され電動キックボードをはじめとする電動モビリティーが今後大きく増加することが予想される中、「簡単に誰でも乗ることができる電動モビリティー」としてFiidoが誕生した。

 設立当初から電動キックボードの試乗会を継続して行ってた同社。これまでの活動の中で、「電動キックボードは誰でも気軽に乗れる乗り物ではない」という気づきがあった。

 また、見かけによる敬遠、乗りたい意欲があっても乗りこなせないという意見や、バランスが重要な乗り物のためちょっとした荷物を運ぶのも難しいなどの課題もあった。

 こうした問題を解決する1台として誕生したFiidoは、シートが低く足つきが良いため、女性やお年寄りなど誰でも安心して乗ることができる。加えて、とてもコンパクトで折りたたむことも可能。室内で充電し、車に乗せて旅先などでの2次的な交通手段としても活躍する。

 標準装備のセンターバッグとオプションで前カゴを取り付けることもでき、これにより電動キックボードでは難しかった買い物や通勤・通学時の荷物を運ぶことが可能となった。

 シンプルなフレーム構造によるカスタマイズ性も大きな魅力の1つで、バイクや自転車のパーツを流用したり、塗装をしたりなど、可能性は無限大だ。当日はアソモビでしか見られない特別なSWALLOWカスタム車体が展示される。

 Fiidoは現状、原付1種として扱われるが、法改正施行後は免許不要・ヘルメットの着用義務がない特定小型原付として展開予定。すでに多くのユーザーがおり、静岡県伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」では園内の移動手段として活用されている。

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