人気エアーバンド「ゴールデンボンバー」の喜矢武豊が1日、東京・千代田区の丸の内仲通りで開催された「MARUNOUCHI SPORTS FES 2022 オープニングセレモニー」に登場した。喜矢武はパルクールと車いすラグビーの体験に挑戦。セレモニーを盛り上げた。

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　1日から14日まで行われる「MARUNOUCHI SPORTS FES 2022」は次世代育成・共生社会・多様性の実現を目的として開催されるイベントで、今年が3年ぶり7回目。スポーツで生まれる交流やスポーツにまつわるさまざまなコンテンツを通して、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の人に多種多様なスポーツの魅力を五感で感じられるイベントになっている。

　この日行われたオープニングイベントでは、モンスターボックス23段の世界記録を持つ池谷直樹、22年秋に開催される「パルクール世界選手権」フリースタイル日本代表に選ばれている鈴木智也、今年5月に東京都体操協会パルクール委員会広報部長に任命された喜矢武が出席した。

　喜矢武はパルクールの体験に挑戦。池谷に「練習していたんだよね？」と振られると、「言わなくていい！　ハードル上げないで」と大慌て。「僕もまだ（競技に）触れたばかり」と言いながら、バンドの代表曲「女々しくて」に乗せて華麗なパフォーマンスを披露。跳び箱の上から宙返りを見せると、沿道に集まった観客からは拍手が沸き起こった。

　池谷はパルクールの広報活動に精を出す喜矢武について「広報部長になってもらって本当によかった。喜矢武さんを通じて（競技を）知ってもらうことは非常に大切」とその働きぶりを絶賛。喜矢武は「初めてパルクールを見る人もたくさんいたと思うけど、楽しいイベントになったんじゃないかな」と大粒の汗をぬぐいながらさわやかな笑顔を見せていた。