【RIZIN】武田光司、元UFCファイターに勝利で涙 魂のジャーマンで下馬評覆す「勝ったぞおい!」

第12試合は、武田光司(BRAVE)がジョニー・ケース(アメリカ)に3対0の判定勝ちを収めた。

武田光司(右)がジョニー・ケースに勝利した【写真:山口比佐夫】
武田光司(右)がジョニー・ケースに勝利した【写真:山口比佐夫】

「また強くなるので、みんなこれからも応援よろしくお願いします」

格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.37」(31日、さいたまスーパーアリーナ)RIZIN MMAルール、5分×3R、72キロ

ドラマ、アニメ、アイドル、K-POP、スポーツ…大人気番組が目白押しのお得キャンペーンを実施中(Leminoサイトへ)

 第12試合は、武田光司(BRAVE)がジョニー・ケース(アメリカ)に3対0の判定勝ちを収めた。

 ケース優勢の予想が多い中での勝利だった。1Rから武田は積極的に足を動かす。試合前の予想に反して、打撃も積極的に出していく。2R終盤には左ストレート、右フックのコンビネーションを当て、完全に流れをつかむ。組み付くとジャーマンスープレックス。なんとか立ち上がったケースの顔面にキックも当てた。

 3Rでも武田は止まらない。完全に止まってしまったケースにジャーマン。最後まで攻め続け、外国人選手相手に勝利を手繰り寄せた。

 元UFCファイターのケースは4月の「RIZIN.35」でホベルト・サトシ・ソウザとライト級のベルトをかけ、対戦し破れた。武田も同大会に出場し、元UFC戦士のスパイク・カーライル(アメリカ)と対戦。カウンターのギロチンチョークで落とされ、失神していた。

 試合後、武田は「おい勝ったぞおい! やっぱり下馬評で負けるって言われてたので、全部出したろと思いました。勝ったんですけれど、よく分からないですね。また強くなるので、みんなこれからも応援よろしくお願いします」とマイク。その後の写真撮影で涙した。退場時には声を震わせながらファンに勝利を報告していた。

次のページへ (2/2) 【動画】武田光司の豪快なジャーマンスープレックス
1 2
あなたの“気になる”を教えてください