ミセスユニバース準優勝は子ども食堂を運営するピアニスト つらかったいじめの過去

スピーチ審査に臨んだ金川聡美さん【写真:ミセスユニバースジャパン提供】
スピーチ審査に臨んだ金川聡美さん【写真:ミセスユニバースジャパン提供】

子育てと研修の両立がとても大変だった

 大会ではスピーチ審査に参加し、見事準優勝を飾った。

「本当にうれしいです。実は子どもが小学1年生になり、コンテストの研修も今年1月からでしたので子育てと研修の両立がとても大変でした。途中で大会辞退も考えましたが、子ども食堂のスタッフや大会関係者のみなさまに協力いただき、すてきな賞をいただけました」

 金川さんは総合準グランプリとして「ミセスユニバース2022」の切符を手にし、12月に韓国で開催予定の世界大会を目指す。最後に「あの頃の自分に声を掛けるとしたら?」という質問を聞いた。

「小学校5年生のときに母が病気で具合が悪くて家にいなかったので、自分でご飯を作らなくちゃいけなかったり宿題ができなかったりして、結構いじめられていた時期がありました。そのときの自分に言ってあげたいのは、『そのときの自分があるからあなたは強くなれているんだよ、つらい経験があったから絶対に将来強くなれるんだよ』って言ってあげたいです」

 今回で6回目の開催となった「ミセスユニバース」日本大会は30歳から79歳までの47人のファイナリストが出場。スピーチ、ウォーキング、メイク、ファッション、食、プロトコールマナー、SNS、プロフィール撮影など、約半年に及ぶプロ講師によるレッスンを受け、日本代表選考会に挑んだ。

 代表選考会では、スピーチ、フィットネスウェア審査、ドレス審査、知性・品性・社交性・表現力や社会貢献度など、外面だけでなくこれまでの人生経験や社会貢献への意識といった内面が審査対象となり「ミセスユニバース」のほか「ウーマンオブユニバース」、「グランマユニバース」などの日本代表、計17人が世界大会への出場権を獲得した。

「ミセスユニバースジャパン2022」日本大会受賞者
1位:光安都美(みつやす さとみ)さん 45歳
「Mrs Universe 2022」日本代表権

2位:金川聡美(かながわ さとみ)さん 41歳
「Mrs Universe 2022」代表権

3位:田島みわ(たじま みわ)さん 58歳
「Mrs Universe 2022」代表権

4位:菅原由香(すがわら ゆか)さん 40歳
「Ms. Classic Universe」日本代表

5位:高岡邦子(たかおか くにこ)さん 79歳
「Ms Elite United Nation International 2022」日本代表

6位以下
「Mrs. UN Asia pacific2023」佐藤智恵子さん
「Timeless Beauty 2023(Mrs部門)」佐藤民子さん
「Timeless Beauty 2023(Ms部門)」佐藤まい香さん
「Mrs United Nation International 2022」志水瑛子さん
「Ms United Nation International 2022」岡村佳香さん
「Woman of the Universe 2022」武藤与子さん、あかね渉さん
「Ms. Classic Universe 2022」吉田奈津子さん
「Grandma Universe 2022」中野幹子さん
「MRS GLAM WORLD 2022」松本真美子さん
「Mrs. UN Asia pacific」丸岡舞美子さん
「Mrs. National Universe 2022」美咲舞妃さん

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