お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司が過去に暮らしてきた歴代の家の数々を紹介した。YouTubeチャンネル「かまいたちチャンネル」内で明かしている。

　初めての一人暮らしは大学生のとき。島根から出てきた山内は奈良に引っ越した。間取りはワンルームで家賃は5万5000円。トイレと風呂だけはセパレートにこだわっていたと明かした。

　2軒目は大学を卒業し、NSCに入ってからの家だった。大学生までは親が家賃を支払っており、さらには月15万円の仕送りをもらっていたとのこと。しかし、NSC入学を機に仕送りはストップ。とはいえ、家賃は出してもらっていたと告白した。大阪・日本橋の物件で家賃は7万円でロフト付きのワンルームだった。

　そして3軒目は「芸人のステータス」という西大橋の物件。当時は「ちょっとだけ仕事が入って、給料20万円は超えているぐらいの時期」と明かした。家賃は11万3000円まで跳ね上がったものの「めっちゃきれい」「立地最高」と絶賛。1LDKで40平米、始めてねこを飼うようになったという。

　大阪最後に住んだ物件は西大橋のタワーマンションで家賃は15万円。競争率の高い物件だったというが、芸人である山内のことを気に入ったオーナーが「ぜひ住んでください」と住めることになったという。「大阪で家を買うならこのマンション」と断言するほどのお気に入りだったとのことだ。

　このマンションでは恐怖体験もあったようで、約300メートル離れたマンションから、「超遠距離の望遠レンズ」でのぞかれていたという。「誰かが俺の部屋をスコープみたいなので…照準合せて見てたのよ」と話すと、相方・濱家隆一も「キモっ!」と絶句だった。

　退居するときにはオーナーから「買いませんか？」と「3800万円」で打診されたとも明かした。

　そしていざ上京。奥さんに任せて選んでもらった物件が天王洲アイルの家だった。「ベランダめちゃくちゃ広かった」という2LDKの家賃は「25万円」。「ゾッとする金額。死ぬかどうかの貯金も60万円しかない状態でこの家賃に住んだ」と当時を振り返った。