細田佳央太、3年ぶり映画主演 「ぬいしゃべ」映画化は「必ず誰かを救うことができる」
俳優の細田佳央太が、2023年春に全国公開される映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」で主演を務めることが29日、明らかになった。23年には大河ドラマ「どうする家康」にも出演が決まっている注目株の細田が、映画主演を務めるのは「町田くんの世界」(19年)以来、3年ぶり。
大学の「ぬいぐるみサークル」が舞台
俳優の細田佳央太が、2023年春に全国公開される映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」で主演を務めることが29日、明らかになった。23年には大河ドラマ「どうする家康」にも出演が決まっている注目株の細田が、映画主演を務めるのは「町田くんの世界」(19年)以来、3年ぶり。
大前粟生による同名小説を原作に、金子由里奈がメガホンをとる今作。大学の「ぬいぐるみサークル」を舞台に、“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手な大学生・七森(細田)、七森と心を通わす麦戸(駒井蓮)、そして彼らを取り巻く人びとを描く。
細田のコメントも到着。オファーを受けた当時「間違いなく今やるべき作品だと感じました。現代が不安定な中で、“ぬいしゃべ”を世に送り出すことで必ず誰かを救うことができるのではないか」と感じたことを明かし、「繊細で優しすぎる七森を演じることはプレッシャーや不安が付きまとっていましたが、本当に温かいぬいしゃべチームに支えてもらい、演じ切ることができました」と周囲に感謝。「七森と同じような苦しみや悩みを抱えている人たちの気持ちが少しでも楽になってもらえたら」とメッセージを送っていた。
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【写真】映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」ロゴ