イラストレーターのナガノがツイッターに投稿している人気漫画が原作のアニメ「ちいかわ」の29日放送回で、労働の鎧さんとくりまんじゅうが初登場する。労働の鎧さんを東地宏樹が、くりまんじゅうを淺井孝行がそれぞれ演じることも合わせて発表された。

「ちいかわ」は20年に連載が開始されると、ちいさくてかわいいキャラクターたちと、シビアな世界観のギャップで大人から子どもまで多くの人気を獲得。アニメは毎週金曜午前7時40分ごろフジテレビ「めざましテレビ」内で放送されている。

　29日に放送される第18話「草むしり／おそろい」にて、労働の鎧さん（CV：東地）とくりまんじゅう（CV：淺井）が初登場。労働の受付をしている労働の鎧さんと、見た目はかわいいけど中身はおじさんのくりまんじゅう。さらに第18話ではちいかわとハチワレがおそろいの武器を披露する。

　労働の鎧さんを演じた東地は、「楽しみにしていたので、年甲斐もなく少しドキドキしました（笑）」とコメント。自身が演じるキャラクターについて「労働の鎧さんの魅力は、男らしい優しさですかね。鎧さんたちみんな、素敵です」とし、「僕も毎週楽しみにしている『ちいかわ』、やっと鎧さんたちが出てくるので、うれしい限りです。どんな感じに仕上がっているか、僕も本当に楽しみ。ご期待ください！」と呼びかけた。

　また、淺井はくりまんじゅうを演じる上で意識したポイントは「セリフが言葉でなはいところ」と話し、「『はあー』とか『っはぁー－！！』とか『はぁ…』等、微妙なニュアンスの変化だったり心境の変化等を表現するのは難しい部分であり楽しい部分でもありました。これからも同じ『はぁ』はないということで『はぁ』の追及に苦しみ、楽しみたいと思います」と“ちいかわ”ならではの難しさを明かしていた。