女優の山本舞香がブラッド・ピット主演で伊坂幸太郎の小説を映画化した「ブレット・トレイン（BULLET TRAIN）」（9月1日全国公開）の日本語吹替版の声優に挑戦することが、分かった。山本はブラピを翻弄する女子学生プリンスを演じる。

軽トラからセンチュリー、バイクにバギー…大御所タレントの仰天愛車遍歴（JAF Mate Onlineへ）

　ある日、殺し屋のレディバグは謎の女性からブリーフケースを奪うよう指令を受ける。奪って降りるだけの簡単な任務だと、彼は意気揚々と東京から京都行きの高速列車に乗り込む。しかし、列車には次々と殺し屋が乗り込み、レディバグは窮地に陥ることになってしまうという物語。

　日本語吹替版の声優初挑戦の山本が演じるプリンスは、外見は普通の女子学生だが、狡猾で悪魔のような性格の持ち主。優れた洞察力と、自分の思い通りに物事が進んでいく“強運”を武器に、車内で起こる全ての出来事を裏で掌握し、主人公レディバグたちに壮絶なバトルを繰り広げさせるキャラクター。今回の声優オファーについて山本は「嬉しかった！」と素直に心境を告白。声を担当するプリンスについて「見た目がすごく強い子で、周りに対してもすごく強いけど、過去にいろんなことがあって。悲しくて寂しくて、そこからこの感情が生まれて、この計画を立てたっていう。＜寂しがり屋さん＞っていうのかな？　そこから狂気がうまれてきたっていうのは 何となくイメージできました」と手応えを話した。

　アクション・シーンのアフレコでは、空手の黒帯を持つことでも知られる運動神経抜群の山本らしく「役に立ったかもしれない」とにっこり。“ブラッド・ピットとの共演”とも言える今回の吹替について「お芝居でもご一緒できるように頑張ろう！って、思いました笑」と思いを述べた。