俳優のムロツヨシが22日、都内で行われたWOWOW「連続ドラマW 雨に消えた向日葵」の完成報告会に参加した。本作で佐藤隆太と念願の初共演を果たすも、シリアスな作品のため、現場では笑顔を封印。「もっとわちゃわちゃ話したかったけど、（役柄上）真面目な会話をせざるを得なかった」と残念がった。

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　ムロが演じたのは少女失踪事件の真相を追う刑事。「背負っている景色を意識しないといけない」とし、現場では“真面目キャラ”を徹底した。佐藤は「ムロさんはずっと共演したいと思っていた先輩」と喜ぶも、現場にいたのは緊張感が張り詰めたムロだった。「戸惑った。ムロさんとご一緒するならコメディーを想像していたので……」と苦笑いだった。

　現場で「わちゃわちゃ」はできなかったが、完成した作品を見て「最初にご一緒したのがこの作品でよかった」と佐藤。ムロも「娘が失踪した家族と刑事の役柄はやりがいがあったよね」と大きくうなずいて同意した。

　共演は初となったが、プライベートでは交流のある2人。ムロが「国立競技場の前にあるラーメン屋でおごってくれた。あの味は忘れない」と懐かしそうに話すも、佐藤は「それね、覚えてないんですよ（笑）。倍返しお願いします」とコメントし、笑いを誘った。

　会見には佐藤の娘役を演じた大島美優も登壇した。ドラマは7月24日の午後10時より配信を開始する。全5話。