ツギクル芸人優勝のストレッチーズ、優勝賞金100万円は“生活費” 初単独ライブ開催
お笑いコンビ「ストレッチーズ」が18日、都内の北沢タウンホールで初単独ライブ「ヘマル」を開催し、囲み取材に応じた。
次世代のスター芸人No.1を決める「ツギクル芸人グランプリ2022」で優勝
お笑いコンビ「ストレッチーズ」が18日、都内の北沢タウンホールで初単独ライブ「ヘマル」を開催し、囲み取材に応じた。
2012年結成、ボケ担当の福島敏貴、ツッコミ担当の高木貫太からなる「ストレッチーズ」は、共に埼玉県立浦和高校、慶応義塾大学卒業のインテリコンビ。5月に次世代のスター芸人No.1を決めるお笑いコンテスト「ツギクル芸人グランプリ2022」で優勝を果たした。
優勝後の変化を聞かれた福島は「事務所(太田プロダクション)が猛プッシュしてくれるおかげで、いろんな露出が増えました。自分たちもお笑いが楽しくなったという感覚があります」と笑顔。優勝賞金100万円の使い道については、高木が「バイトをやらなくても済むような状況になってきたので、その質問には即答で2人とも『生活費です』と言っていますし、マジで生活費です」と話した。
人気のテレビ番組への出演を果たしたが、福島は「何個かテレビやラジオに出させてもらって、全部録画してチェックしている。全部チェックできなくなったら売れたんじゃないかと思います」と、ブレークの実感は無い様子。これまでの芸人人生を振り返り高木は、「同期や後輩がどんどん売れて行く姿を見ながら、どうしたらいいかなと思って、漫才しか無いというので、ネタを磨いてきた8年間。そのおかげでツギクル芸人GPで優勝することができて、単独ライブをうたせてもらえるようになりました」としみじみ語った。
「ダチョウ倶楽部」上島竜兵さんにかわいがられた福島は、「5、6年前に新ネタライブをやっていて、100人も入らないような会場にも来てくださった。今日も生きていたら来てくださったと思います」とコメント。高木も「最高のネタだったよ、と言ってもらえるのを目指してネタを作ってきました。今日の公演を見て頑張ってるんだなって思っていただけるようなネタをできたら」と恩人への思いを明かした。