DOBERMAN INFINITY、5人で頭をフル回転 制作期間5か月「“大変”と“楽しい”の波」

MCのKUBO-C、GS、P-CHO、俳優としても活躍するSWAYとボーカルKAZUKIによる4MC+1Voの5人で構成されたLDH所属のヒップホップグループDOBERMAN INFINITY。約4年3か月ぶりのオリジナルアルバム「LOST+FOUND」のパッケージ盤を7月6日に、配信限定完全盤を7月20日にリリース。インタビュー第1弾では、パッケージ盤に収録された12曲を中心にアルバムの制作秘話について語ってもらった。

約4年3か月ぶりのオリジナルアルバムをリリースしたDOBERMAN INFINITY【写真:舛元清香】
約4年3か月ぶりのオリジナルアルバムをリリースしたDOBERMAN INFINITY【写真:舛元清香】

メンバー5人インタビュー、約4年3か月ぶりのオリジナルアルバム「LOST+FOUND」

 MCのKUBO-C、GS、P-CHO、俳優としても活躍するSWAYとボーカルKAZUKIによる4MC+1Voの5人で構成されたLDH所属のヒップホップグループDOBERMAN INFINITY。約4年3か月ぶりのオリジナルアルバム「LOST+FOUND」のパッケージ盤を7月6日に、配信限定完全盤を7月20日にリリース。インタビュー第1弾では、パッケージ盤に収録された12曲を中心にアルバムの制作秘話について語ってもらった。

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――アルバム発売を間近に控えた今の心境は?

GS「5か月間に渡る制作期間中、かなりのパワーを費やして僕らの新しい子供(作品)たちが生まれました。これをファンの皆さんにやっと届けられる喜びと、『どういう反応をしてくれるのかな?』っていう期待感で今すごく気持ちが高揚しています」

KAZUKI「このアルバムに伴ったツアーを開催できるのが嬉しいですね。昨年もツアーを開催しましたが、アルバムをリリースしてツアーをやれるのが1番望んでいた形だったので、もうすでに今からワククワクしています」

――楽曲制作はどのようにして行われたのでしょうか?

SWAY「作り方は1曲1曲本当にバラバラで、5人で頭をフル回転させなきゃいけない曲はそれこそスタジオに缶詰状態になりましたし、逆に遊び心を持って作れる曲はテーマだけ決めてあとはそれぞれ家に持ち帰って『来週の月曜に集合しましょう』ってスタジオで披露したりしていました。“大変”と“楽しい”の波が大きかったです」

――制作期間中のリフレッシュになったものは?

SWAY「僕の場合はスタジオで食べるインドカレー」

KUBO-C「あ、予想と違ってサウナじゃなかった(笑)」

SWAY「それもあるけどあとUber Eats。よく頼んでいたのは筋肉食堂とアサヒボール」

GS「“アサイーボール”ね! ヘルシーなやつ」

SWAY「そうだった(笑)。だから缶詰状態になっても全然苦ではなかったです。結果、完成までに時間はかかっちゃいましたけど」

それぞれの推し曲を語るDOBERMAN INFINITY【写真:舛元清香】
それぞれの推し曲を語るDOBERMAN INFINITY【写真:舛元清香】

全12曲から推し曲をメンバーが披露

――パッケージ盤の全12曲の中からそれぞれの推し曲と理由を教えてください。

SWAY「僕は『6 -Six-』です。この曲はリリースされてから時間が経っているんですけど、ライブなどで披露させてもらっていくうちに、制作当初と今とでだいぶ曲に対する気持ちが変わって。そういう意味で個人的に思い出がたくさん詰まっている曲なんです。あと、『6 -Six-』は仲間の大切さを歌いながら感じることが多いので、時間が経つほどに好き度も増していきます」

P-CHO「今回のアルバムのMV第1弾として公開された『Backstage Freestyle』は、J.L.LというDrakeのアルバムにも参加したプロデューサーにトラックをいただいて、聴いた瞬間に完全に食らいました(笑)。こんなすごい曲を久しぶりにリリースするアルバムの記念すべき一発目のMVとして公開できたのはすごく嬉しいです」

KUBO-C「『FLAMMABLE』で初めてソカビートにチャレンジしたんです。『どうなるのかな?』という楽しみもありつつ、完成したのを聴いてみるとDOBERMAN INFINITYの新たなパーティーチューンに加わった手応えを感じられたし、ライブでパフォーマンスしている様子がすぐにイメージできたんです。今年のツアーで絶対に盛り上がるんじゃないのかなと思ってこの曲を選びました!」

GS「『始まりの途中』です。僕たちが表現する音楽ってR&Bやヒップホップが軸にあることが多いんですけど、この曲はポップスなんです。やっぱりこういういつもと違うジャンルの曲に挑戦する時は1つ壁を乗り越えなきゃいけない感覚があって、やってみた結果良い応援歌が完成したなと思っています。『始まりの途中』というタイトルからも感じてもらえるものもあると思うし、最後にこの曲を聴いたらきっと前向きな気持ちになれるはず。パッケージ盤を締めくくるに相応しい曲ができて僕たちも嬉しいです」

KAZUKI「『Citylights』ですね。まずシンプルにサウンドが好きです。それとMVも自分が頭の中で描いていた風景がそのまま体現されていて、曲に対する思い入れもさらに強くなりました。遠距離恋愛をテーマにした詞なんですが、当たり前に会えていた人と会えなくなってしまった昨今の状況とリンクする部分もあって、皆さんに共感してもらいやすい曲が書けたのかなと感じています。でも、決して切ないだけじゃなくて苦悩を乗り越えた先にはきっと明るい未来が待っているよ、というメッセージも込めたので、聴く人の背中を押す1曲に仕上がったと思います」

――歌い方でこだわった部分は?

KAZUKI「この曲に関しては、歌詞を書き終えてから家のマイクでさっと録ったものを使っています。最初に歌詞が出来上がった瞬間のマインドを、そのまま歌として採用した感じですかね」

KAZUKI「僕の日焼けは外じゃなくて機械派だから!」

――DOBERMAN INFINITYさんといえば夏のイメージが強いですが、メンバーで一番夏が似合うのはどなただと思いますか?

KAZUKI「(一同がKAZUKIを指差すので)単純に日焼けしているからですよね(笑)? でも、僕の日焼けは外じゃなくて機械派だから!」

SWAY「あ、そうか。そうなるとCHOさんかもしれないですね。だって今日も少しの時間も無駄にせず日焼けしてましたもんね?」

P-CHO「それは夏じゃなくて太陽が好きだから(笑)。こういうスタジオの中にずっといると外の空気を吸いたくなっちゃうんです。やっぱり夏のイメージとなるとこの2人じゃない? 短パンになるの早いし(と言ってKAZUKIとKUBO-Cを指差し)」

KUBO-C「え? 俺どっちかと言えば秋っぽくない?」

SWAY「いや、夏ですよ」

KAZUKI「CHOさんは春」

P-CHO「じゃあやっぱ夏はKAZUKIじゃない?」

SWAY「うんKAZUKIだな。でも、考えてみるとKAZUKIって夏らしいこと一切してない」

GS「そういえば海行くとか聞いたことない(笑)」

SWAY「そのわりに夏のイメージ強い」

KAZUKI「俺、海はめっちゃ好きっすよ! ただ海に行きたいけど行けてないだけ。車持ってないから…」

一同「爆笑」

□DOBERMAN INFINITY(ドーベルマンインフィニティ)。4MC+1Voでの5人で構成されたヒップホップグループ。2014年から現在の5人で活動を開始。18年に発売された3rdアルバム「OFF ROAD」以来、約4年3か月ぶりとなるオリジナルアルバム「LOST+FOUND」のパッケージ盤を7月6日に、配信限定完全盤を7月20日にリリース。8月5日の高崎芸術劇場大劇場の公演を皮切りに「LOST+FOUND」をフィーチャーしたライブツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2022 “LOST+FOUND”」を開催する。

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