DOBERMAN INFINITY、過去の曲に「今までありがとう」変化を恐れない新たなライブの形

MCのKUBO-C、GS、P-CHO、俳優としても活躍するSWAYとボーカルKAZUKIによる4MC+1Voの5人で構成されたLDH所属のヒップホップグループDOBERMAN INFINITY。約4年3か月ぶりのオリジナルアルバム「LOST+FOUND」のパッケージ盤を7月6日に、配信限定完全盤を7月20日にリリース。インタビュー第2弾では、「LOST+FOUND」を引っさげたライブツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2022 “LOST+FOUND”」への意気込みを語ってもらった。

ライブツアーがスタートするDOBERMAN INFINITY【写真:舛元清香】
ライブツアーがスタートするDOBERMAN INFINITY【写真:舛元清香】

メンバー5人インタビュー、8月5日からライブツアーがスタート

 MCのKUBO-C、GS、P-CHO、俳優としても活躍するSWAYとボーカルKAZUKIによる4MC+1Voの5人で構成されたLDH所属のヒップホップグループDOBERMAN INFINITY。約4年3か月ぶりのオリジナルアルバム「LOST+FOUND」のパッケージ盤を7月6日に、配信限定完全盤を7月20日にリリース。インタビュー第2弾では、「LOST+FOUND」を引っさげたライブツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2022 “LOST+FOUND”」への意気込みを語ってもらった。

――8月5日からいよいよ「LOST+FOUND」フィーチャーしたライブツアーがスタートします。どんな内容になりそうですか?

GS「配信限定完全盤に収録されている24曲を全て披露したいなと思っています。今はセットリストを一度話し終わったところで、基本的には『LOST+FOUND』というアルバムを表現するための構成にしようかなって。曲順はまだまだ変わるかもしれませんが」

SWAY「『LOST+FOUND』を制作する上で、ライブでも新しいDOBERMAN INFINITYを出していきたいという気持ちがありました。そのことを常に頭の片隅に置きながらライブを作っている最中なので、これから見せる形が新しいDOBERMAN INFINITYのスタイルになると思います。またここから再構築していかなきゃいけない大変さもあるんですけど、過去の自分たちに甘えずに新しいDOBERMAN INFINITYをとことん見せるっていうのが今回のライブの大きなテーマですね」

――ライブでは今までのDOBERMAN INFINITYにはなかった新しい試みも期待できるということでしょうか?

SWAY「むしろそればかりだと思います(笑)。でも楽曲が新しくなるということはつまりそういうことなので、過去の自分たちの楽曲には『今までありがとう!』ってお礼を言って次に繋げていきたいです。昨年まで僕らのライブに来てくれていた方たちには、かなり変化したDOBERMAN INFINITYをお見せできるんじゃないのかなと思います。楽しみにしてください!」

――今回のツアーで楽しみにしていることは?

P-CHO「昨年のツアーではソーシャルディスタンスということで、座席を1つ空けて本来のキャパ数の半分で行っていたんです。でも、今年はフルキャパで開催できるのでコロナ禍前のライブの景色をまた見られるのが楽しみです。あと、今回のアルバムの新曲がステージでどう生きるのかもまだ未知な部分なので、そこもワクワクしています」

KUBO-C「まず全国ツアーでメンバー全員の地元の都道府県に帰れるのが楽しみですね。それと今回のアルバムの曲はバンドと共にパフォーマンスすることでさらにパワーアップするので、ライブでのお客さんの反応が早く見たいです。生で聴いてもらうことで感じるものもより大きくなると思うので」

――ライブに来場するファンに伝えたいことはありますか?

KAZUKI「生で聴いていただくことで、僕らが1曲1曲に込めた想いを直に感じ取ることができると思います。あと、僕ら自身もライブに来る方の心に残る1日にしよう、っていう目標があるのでぜひ安心して会場にいらしてください(笑)」

GS「今回はグッズも面白いです。ドービーっていう僕らのキャラクターがいるんですけど、過去にそのドービーの手をモチーフにしたライトをライブグッズとして出していて、今回はその逆手バージョンが出ます。今までは片方しか持てなかったライトが今年は両手でいけちゃうのがポイントです(笑)」

SWAY「なんと!」

P-CHO「両手だから明るさも2倍!」

GS「そうそう。両手を振ってライブに参加できるから、ボルテージもさらにアップすると思います。こういったグッズもそうですけど、今回のツアーはお客さんがいろんな思い出を持って帰れるような、その人の記念になるライブにしたくて。今までは制限もあったけど、今回は久々に昔の賑やかな雰囲気が戻ってきた会場になるのかなと思っています」

思い出の夏曲「Yeah 3x」「Feels Like Summer」「何も言えなくて…夏」「真夏のオリオン」「睡蓮花」

――皆さんにとっての思い出の夏曲は?

SWAY「夏曲と聞いてクリス・ブラウンの『Yeah 3x』が今頭の中で流れてきました。なんで流れてきたのかは分からないです。以上です(笑)」

P-CHO「僕はチャイルディッシュ・ガンビーノの『Feels Like Summer』。めっちゃ覚えているのが何年か前に『D.Island』っていう僕らの主催するイベントの開演前にかかっていて、その時、超リアルタイムでこの曲が出たばっかだったんです。聴いた瞬間『めっちゃやばい夏!』ってテンション上がってそれ以来、毎年夏聴いていますね。『Feels Like Summer』が僕の中の歴代の夏曲を塗り替えました」

SWAY「今、めちゃくちゃ熱く語っている空気出していましたけど、俺がさっき挙げたクリス・ブラウンのテンション感と変わらないですよね(笑)?」

P-CHO「そうそう(笑)。重たい理由はないんだけど、夏になるとなぜか聴きたくなるの」

KAZUKI「THE JAYWALKの『何も言えなくて…夏』が好きすぎてこの前もロケに行った時に何回もリピートしていました。ギターのイントロから始まる感じも好きですし、全体的に爽やかな曲調なんですけど、歌詞が切なくてすごく刺さるんですよね。普段はロックテイストの曲ってあまり聴かないんですけど、素晴らしい歌だなって感動できる夏のお気に入りソングです」

KUBO-C「最近よく聴いているのはINFINITY 16 welcomez MINMI, 10-FEETの『真夏のオリオン』。これ地元の先輩がしょっちゅう歌っていて、この間その人と久々に再会したんです。そしたら今度はうちの子供がはまり出しちゃって最近よく家でかかっているんですよ。子供は今年8歳になるんですが、最近急に成長してきてDOBERMAN INFINITYの曲も歌っています(笑)」

GS「夏曲といえば湘南乃風さんの『睡蓮花』ですね。もうこの曲に勝る夏曲はないんじゃないかっていう。曲がかかると『夏来たな』って感じる代名詞みたいな作品だと思うので、湘南乃風さんって本当にすごい。自分たちも音楽をやっている身として、『睡蓮花』のように聴けば誰もが夏を思い出す作品を作りたいなって思っています。でも、悔しいけど『睡蓮花』には勝てないな?。由比ヶ浜とかで流れてそうなのが想像できるもん」

□DOBERMAN INFINITY(ドーベルマンインフィニティ)。4MC+1Voでの5人で構成されたヒップホップグループ。2014年から現在の5人で活動を開始。18年に発売された3rdアルバム「OFF ROAD」以来、約4年3か月ぶりとなるオリジナルアルバム「LOST+FOUND」のパッケージ盤を7月6日に、配信限定完全盤を7月20日にリリース。8月5日の高崎芸術劇場大劇場の公演を皮切りに「LOST+FOUND」をフィーチャーしたライブツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2022 “LOST+FOUND”」を開催する。

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