お笑いコンビ「TKO」の木下隆行が旅行先のベトナムで総額270万円のスリ被害にあったことを明かし、話題になったが、5日には自身のYouTubeチャンネル「木下プロダクション」内でその後の展開を説明した。

　3泊4日で訪れていたベトナムで現金50万円の入った約220万円のエルメスの財布をスリ被害にあったことを悲痛の表情で明かしていた木下。犯人は4人組で、犯行の衝撃瞬間を捉えた監視カメラ映像も公開していた。

　ホーチミンですぐに警察に駆け込んだというが、ガムをかみながら、脚を組んでの“塩対応”っぷりだったとのことだ。

　財布に入っていたクレジットカードの保険を使うことも検討したが、「ベトナムの警察の処理した紙が必要。事情聴取とかした紙が無いと申請できない」とし、現地在住の友人に頼み、警察まで申請に行ったという。その結果、友人からは「ダメらしい」との返答。自身が対応していないことから、温度感が「よう分からないですよ」としながらも、保険の適用は断念するとし、「日本との温度差が……」とボヤいた。

　木下は「確かに僕が悪いんやけど、でもなってしまったときにすがるのは警察しかなくて、その警察の方々にダメやって言われると……」と納得いかない様子。しかし、「これが現実やなと思います」と受け入れた。

　そして、「皆さん本当に海外にはお気をつけてください」と視聴者へ呼びかけた。