中村獅童、長男・陽喜くんと「超歌舞伎」で共演「ライバルです」 喧嘩も日常茶飯事

歌舞伎俳優の中村獅童と長男の小川陽喜くん、澤村國矢が6日、都内で行われた「超歌舞伎2020」の取材会に出席した。

イベントに出席した中村獅童と長男の小川陽喜くん(左)【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した中村獅童と長男の小川陽喜くん(左)【写真:ENCOUNT編集部】

長男との喧嘩、仲直りは長男からの歩みより

 歌舞伎俳優の中村獅童と長男の小川陽喜くん、澤村國矢が6日、都内で行われた「超歌舞伎2020」の取材会に出席した。

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 古典歌舞伎と最先端テクノロジーが融合した「超歌舞伎」は、2016年の「ニコニコ超会議」で誕生した新たな歌舞伎公演の形態。獅童とバーチャルシンガー・初音ミクの共演も話題を集めたコンテンツが今回、東京、京都、福岡、名古屋の全国4都市の劇場で上演されることになった。

 約70公演という長丁場で長男と共演することについて獅童は「夏休み返上で頑張ってもらうしかない」と親目線で語りながらも、「ライバルです」ときっぱり。

「最近は『超歌舞伎』の宣伝でいろいろなバラエティー番組に親子で出演させていただいているんですけど、カメラがほとんど陽喜ばかり。自分は映してもらえない」と真剣な表情で拗ねて見せた。

 長男の成長を「どんどん僕に立ち向かってくるところですかね」と喜ぶ一方で、「僕も大人げないんで、本気で喧嘩(けんか)をするときもあります。ヒーローものの主人公は大体赤なんですけど、赤い役を取り合って、何回か(息子を)泣かしちゃって反省しています」と無邪気にぽろり。

 さらには先日は、次男をびしょ濡れにし大泣きさせてしまったことを打ち明け、「妻とけんかになって、今も仲直りしていない。朝っぱらからケータイ電話をこわしちゃったりした。今、そこに(会見場の端)座っているんですけど、なかなか謝れないんで」としょんぼり。「本当にごめんね、ムキになりすぎちゃって」と公開謝罪した。

 陽喜くんとのけんかの仲直りは、陽喜くんから持ち掛けられるそうで「けんかしても『パパと寝る!』って言って僕のところに来るんですよ、そこは何かすごいというか、大人っぽいんで、すごいかなと思います」。

 そんな父について陽喜くんは「かっこいいです」と照れながらひと言。これには獅童もまなじりを下げっぱなしだった。

 8月4日(木)の博多座で開幕し(~7日)、その後御園座(13日~16日)、新橋演舞場(21日~9月3日)、南座(8日~25日)と4都市を巡回する。主な演目は「萬代春歌舞伎踊(つきせぬはるかぶきおどり)」、「永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)」。

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