夏木マリ、コロナ禍で“完走”した舞台「千と千尋」を振り返る 「未来につながればと…」

女優の上白石萌音と橋本環奈がダブル主演を務める舞台「千と千尋の神隠し」が4日、愛知・御園座で大千穐楽を迎え、全公演が終了した。湯婆婆役を演じた女優の夏木マリが5日、自身のツイッターを更新し、今回の舞台に対する思いの丈をつづった。

夏木マリ【写真:ENCOUNT編集部】
夏木マリ【写真:ENCOUNT編集部】

複数出演者に新型コロナ感染者出る緊急事態も

 女優の上白石萌音と橋本環奈がダブル主演を務める舞台「千と千尋の神隠し」が4日、愛知・御園座で大千穐楽を迎え、全公演が終了した。湯婆婆役を演じた女優の夏木マリが5日、自身のツイッターを更新し、今回の舞台に対する思いの丈をつづった。

 菜月は、「終わりました……この半年に渡り毎日のようにPCR検査、出演者同士の舞台以外での接触を控え、他の現場でお会いする方にもPCR検査をお願いし、その中で林真理子さんには、今や演劇人に会う常識と安心をいただいたり、沢山の方々のサポートによって、駆け抜けることができました」とコロナ禍の公演ならではの苦労を振り返るとともに、感謝を記した。

 また、今回の舞台では上白石萌音ら複数の出演者に新型コロナウイルス感染者が出たため、休演も余儀なくされる事態もあった。そのため、夏木らが代演を果たすことにもなった。これについて夏木は、「御園座の大千穐楽は、キャストは、代役の代役みたいなことになってみんな命を削っての稽古! そして、見事にやり遂げた! 素晴らしいカンパニーでした」と振り返った。

 続けて、「各所でご迷惑もおかけし、終演を全員で迎えることは叶いませんでしたが療養中の仲間の思いも一緒に、未来につながればと思いう最後でした。油屋、閉店! 舞台『千と千尋の神隠し』にたくさんの愛をありがとうございました」とつづった。

 最後には、「ほっ…………」と記して文章を締めた。

 投稿では、今回の舞台出演者をモチーフにした1枚のイラストと台本の写真を公開し、「このイラストはね、一緒に走りぬいた田川景一君の幼馴染 @cotoface が描いてくれたの」と説明している。

次のページへ (2/2) 【写真】舞台「千と千尋」の特徴とらえたイラスト&ボロボロの台本
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