17歳の現役女子高生・須田萌里、RIZIN初勝利に初々しく「友達からのLINEが溜まっています」

須田萌里(SCORPION GYM)が地元・沖縄のにっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)に2分12秒、一本勝ちを収めた。宣言通りの鮮やかな腕十字だった。

須田萌里は宣言通りの鮮やかな腕十字で一本勝ち【写真:ENCOUNT編集部】
須田萌里は宣言通りの鮮やかな腕十字で一本勝ち【写真:ENCOUNT編集部】

女子スーパーアトム級GPも視野に

格闘技イベント「湘南美容クリニックpresentsRIZIN.36」(2日、沖縄アリーナ)RIZIN MMAルール、第3試合、5分×3R、49キロ

 須田萌里(SCORPION GYM)が地元・沖縄のにっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)に2分12秒、一本勝ちを収めた。宣言通りの鮮やかな腕十字だった。

 試合中とは大違い。会見での須田は10代のあどけない表情をみせた。「前回一本で負けていたので、自分の好きな腕十字で極めきれてうれしい」と笑顔。最後のフィニッシュは極めパターンのひとつだったという。

 相手の印象について「(自分が)下になったら、『パウンド打つ』って言っていたんですけれど、打ってこなかったのでびっくりしました。それで自分の得意な形に入れました」と振り返った。

 グラウンドに付き合いたくないにっせーがスタンドにとどまっているという場面では堂々と“手招き”し、会場をざわつかせていた。そのときの心境を問われると「あの形になったら『ああいうのしろ』とお父さんに言われていたんで、その指示に従いました。あおるみたいな形です」と父との約束だったことを明かした。

 17歳で参戦した大舞台だ。「大きな舞台で戦えることがうれしかったのと、みんなが注目しているのが分かったので緊張しました」と口にした。また勝利には周囲の友人も大喜び。「友達からのLINEが溜まっています」とうれしそうだった。

 今後の目標については「女子スーパーアトム級GPというのがあるらしいので、それに出たいと思います」とニヤリと笑った。

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