人気グループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が主演を務めるフジテレビ系ドラマ「純愛ディソナンス」（7月14日スタート、毎週木曜午後10時）の制作発表会が30日、都内で行われた。

　新任音楽教師・新田正樹（中島）と生徒・和泉冴（吉川愛）の“純愛”を軸にしたオリジナルラブストーリー。常にタブーと背中合わせな2人の純愛が次第に周囲を巻き込みながら、やがて“ディソナンス＝不協和音”となり、ドロドロな展開を生み出していく。

　音楽教師とあって人生で初めてピアノ演奏に挑戦した中島は「ゼロからのスタートだったので本当に大変だった。すごく頑張った。教師という初めての役どころだったけど、難しいことを楽しみながら頑張っているところ」と苦労を明かした。

　会見にはグランドピアノが用意されており、この場で中島が生演奏を披露することに。「亡き王女のためのパヴァーヌ」を演奏する予定だったが、真剣な顔で鍵盤に向き合うと「猫ふんじゃった」を弾いて、いたずら顔。会場を笑いに包んだ。その後は予定通り曲を披露すると「手ブルブル！　緊張しました」とドキドキだった。

　本作の“座長”となる中島だが、プレッシャーがあるかと聞かれると「ありますよ！めちゃめちゃあります。各方面からの……」と苦笑い。「チャレンジできる機会をいただいているので、重圧を押しのけて期待に応えられるようにしたい。周りの力を借りながら、チーム一丸となってやっていきたい。吉川さんのほうがドシッとしていますから。支えられています」と吉川に感謝した。