岡本圭人、英語が堪能ゆえの“弱点” 「イントネーションの間違いを…」内野聖陽に感謝

俳優の岡本圭人が24日、東京・新国立劇場 小劇場で舞台「M.バタフライ」の初日舞台あいさつに登壇した。

「M.バタフライ」で共演する岡本圭人(左)と内野聖陽【写真:ENCOUNT編集部】
「M.バタフライ」で共演する岡本圭人(左)と内野聖陽【写真:ENCOUNT編集部】

女優に扮し京劇にも挑戦した岡本圭人「たくさんの人に支えていただいた」

 俳優の岡本圭人が24日、東京・新国立劇場 小劇場で舞台「M.バタフライ」の初日舞台あいさつに登壇した。

 同作はフランス人外交官が性別を偽った中国の男性スパイにのめりこみ、国家機密情報を漏えいするという実際に起こった事件から着想を得た、劇作家・デイヴィット・ヘンリー・ファンが、オペラ「蝶々夫人」を劇中に取り入れながら作り上げた戯曲。日本では32年ぶりの上演となる。

 主人公の外交官を内野聖陽が演じ、岡本は毛沢東のスパイでありながら京劇女優に身分を偽るソン・リリン役を演じる。岡本は「とても挑戦的な役。本当にたくさんの方に支えていただいて、自分一人ではこの役を絶対に作れなかった」と振り返り、「舞台はお客さんがいて初めて完成するもの。どう完成するのか楽しみです」と胸を張った。

 10代のころに英国への留学経験があり、18年から2年間は米ニューヨークの演劇学校にも留学していた岡本は英語のイントネーションが染みついているようで、「内野さんがセリフのイントネーションの間違いをいつも指摘してくださる」と照れ笑い。内野から「海外帰りだから」とフォローされていた。

 舞台「M.バタフライ」の東京公演は新国立劇場 小劇場で24日から7月10日まで上演される。

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