不動産経営に飲食業「プロレスだけでは限界がある」 “孤高の風雲児”崔領二の生きる道

“孤高の風雲児”崔領二が率いるランズエンドプロレスリングが独自路線でプロレス普及に邁進している。

 攻めの大切さを訴える崔領二【写真:柴田惣一】
攻めの大切さを訴える崔領二【写真:柴田惣一】

沖縄を東京、大阪に続く拠点に

“孤高の風雲児”崔領二が率いるランズエンドプロレスリングが独自路線でプロレス普及に邁進している。

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 不動産経営、飲食業、キャンプ場開発……。「プロレスだけでは、限界がある。思い切った手を打つことも必要」と実業家としての顔も持つ崔。積極的に営業活動に勤しみ、ランズエンドに所属する選手たちの生きる道を模索している。

 6月21日には沖縄・那覇市ぶんかテンブス館大会を開催した。「これまでは年に1回だったが、これからは年に2回と言わず3回、沖縄大会のゴングを鳴らしたい」と鼻息も荒い。

 沖縄を東京、大阪に続くランズエンドの拠点とするという。大会名「FUKUSHIMANIA」の由来であるビジネス・パートナーの福島崇志氏、沖縄の英雄、ボクシングの元世界チャンピオン・平仲昭信会長と2人の強力なサポートをいただいている。ランズエンドのスタッフも常駐させたい」とプランを進めている。

 英国、スコットランド、アイルランド、イタリア、スペイン、シンガホール、韓国、カンボジアなど海外での大会進出も果たしてきたが、コロナ禍の影響はまだまだ残っており「もう少し、静観」とあって、2022年後半は沖縄を攻めるという。

 本格的な沖縄進出をアピールした6・21決戦で、レスラー・崔としてはつまずいてしまった。愛弟子の大門寺崇にピンフォール負けを喫した。崔がランズエンドのメンバーに黒星を許したのは初めてのことで、大阪などから駆けつけていたファンからは、どよめきが巻き起こった。

 大門寺の十八番「根こそぎ(改)」に沈んだ崔は「こんなもの、何でもない」と悔しさを爆発させたが、どこか嬉しさも隠せなかった。

 というのも崔自身は元より、メンバーにも他団体への参戦を推奨しているが、大門寺は大日本プロレスの7月24日「大阪サプライズ60~STRONG WORLD 2022」(大阪市立阿倍野区民センター)大会で、BJW認定世界ストロングヘビー級王者・岡林裕二に挑戦するのだ。

師の崔領二から初フォールを奪った大門寺【写真:柴田惣一】
師の崔領二から初フォールを奪った大門寺【写真:柴田惣一】

岡林に挑戦する大門寺「万全以上の準備をして、ぶつかりたい」

 岡林といえば日本マット界有数いや一、二を争うパワーファイターである。まさに怪物級の強さを誇っている。大門寺も「パワーで勝負したいけど正直、難しい。モンスターでありストロングBJの象徴。いろんな方法を考え、練習方法にも工夫をしている。万全以上の準備をして、ぶつかりたい」とキッパリ。ベルト奪取は簡単ではないと覚悟を決めている。

 ただし「最大級の下剋上をやって見せる。いくら怪物でも岡林さんだって人間。弱点もあれば死角もある」と大門寺は指摘する。

 7・24決戦まで約1か月。まだまだやれることはある。この日の崔からの白星ゲットも大きな自信になった。「6人タッグ。僕だけの力ではない」と入江茂弘、羆嵐に感謝も忘れない。「シングルマッチで崔さんから取らないと」とさらなる精進を誓う大門寺だ。

 白星を許した崔もこれ以上の失態はありえない。ランズエンドのドンとしてリング上でも君臨し続ける。そしてランズエンド(地の果て)を追い求めて、さらなる航海を継続する。

「攻めることこそ最大の防御」とぐっと唇をかみしめた“孤高の風雲児”崔。守りに入る気は一切ない。

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