桝太一氏、おもちゃ発の月面ロボットに目を輝かせる 「手元にあるものが宇宙へいく」と熱弁

元日本テレビアナウンサーで同志社大ハリス理化学研究所の専任研究所員の桝太一氏が16日、東京ビックサイトで行われた“超小型の変形型月面ロボット”「SORA-Q」の一般向け初公開およびトークイベントに出席した。

桝太一氏【写真:ENCOUNT編集部】
桝太一氏【写真:ENCOUNT編集部】

“超小型の変形型月面ロボット”「SORA-Q」トークイベント

 元日本テレビアナウンサーで同志社大ハリス理化学研究所の専任研究所員の桝太一氏が16日、東京ビックサイトで行われた“超小型の変形型月面ロボット”「SORA-Q」の一般向け初公開およびトークイベントに出席した。

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「SORA-Q」はタカラトミーがJAXA、同志社大などと共同開発した月面ロボット。おもちゃの発想や技術から誕生した「SORA-Q」が宇宙探査に活かされることで、子どもたちがこれまで以上に自然科学領域に興味を持ち、宇宙の面白さを知ってもらうきっかけになるようにと企画された。

 4月から同大に在籍し、研究に携わっている桝氏は「科学を身近にという点で言うと、“おもちゃ×科学”はとても興味深い。皆さんの話を聞けるのが楽しみ」とあいさつ。登壇した関係者の話に真剣に聞き入り、「SORA-Q」の動作デモンストレーションでは目を輝かせていた。

 おもちゃ発のロボットが月に行くという夢のような話に、桝氏は「おもちゃは人にとって初めてのサイエンスコミュニケーションの手段かなと思うんです。おもちゃと宇宙がわかりやすくつながったということは、自分たちの手元にあるものが宇宙へいくという感覚もあるでしょうし、同時に宇宙が自分たちの手元にという感覚も味わえる」と熱弁。「子どもたちにとって、ごく自然に宇宙を身近に感じるきっかけになってくれれば」と期待を寄せていた。

 桝氏は「今回はおもちゃと科学、おもちゃと宇宙というつながるはずがないと思っていたものがつながることで、科学が身近になると思う。これからもそういった様々なプロジェクトが産官学連携で進んでいくことを期待したいですし、その一助になれれば」と意気込んでいた。

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