人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が主演を務める映画「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」（24日公開）の完成披露先行上映会が13日に都内で行われ、山田のほか寺田心、内野聖陽が参加した。

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　本作の撮影は約2年前。山田は「撮影中、心くんは『一緒に卓球やりましょうよ』って感じだったのに2年の月日で“寺田心さん”になりましたね」と寺田の成長に驚き。「身長も伸びたんだよね？」と聞かれた寺田は「身長は約20センチくらい伸びました」と明かし、さらに「声も低くなったなぁと映画を見て思う」と照れながら語った。

「鋼の錬金術師」は荒川弘氏による人気漫画。国家錬金術師エドワード・エルリックと、弟のアルフォンス・エルリックの活躍と葛藤を描く物語で、2017年に実写映画化。続編映画は二部作で構成されており、原作最終話まで描き切る。先月公開された「復讐者スカー」は国家錬金術師だけを抹殺する男・スカーとの対決、今後封切られる「最後の錬成」は国家を揺るがす巨大な陰謀を描く。

　寺田は“座長・山田涼介”について聞かれると「山田さんに額をつかまれるシーンがあったんですけど、気迫や圧力がすごかった。マネジャーさんに『本当にやばい』ってずっと話していたんです。やっぱりかっこいいし、見られるとダメですね（笑）。言葉では言い表せられない」とファンのようなコメント。山田は笑顔で「心さんありがとうございます！」と頭を下げていた。

　まもなく父の日とあって、この日は役柄上で“お父さま”を演じた内野にサプライズで手紙を送る演出があった。寺田は「内野のお父さま。撮影をご一緒できてうれしかったです。内野さんみたいないろんな役を演じられる俳優さんになれるように頑張りたい」と感謝の言葉を送った。内野は「ホムンクルスの長男らしいあいさつができましたね」と役柄にからめて“息子”を褒めていた。