板尾創路が苦悩したお笑い界の“変なルール”「すごい年上なのにすごい後輩のオッサン」

お笑い芸人の板尾創路が12日、都内で行われたLINE NEWS VISION「上下関係」特別上映イベントに登壇した。

LINE NEWS VISION「上下関係」特別上映イベントに登壇した板尾創路【写真:ENCOUNT編集部】
LINE NEWS VISION「上下関係」特別上映イベントに登壇した板尾創路【写真:ENCOUNT編集部】

「年下の人が上にいっぱいいたイメージがある」

 お笑い芸人の板尾創路が12日、都内で行われたLINE NEWS VISION「上下関係」特別上映イベントに登壇した。

 同作は、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022」(SSFF & ASIA)は、ショートフィルム文化の発展、表現の可能性に挑戦した作品・人物に贈る、映画祭特別賞を受賞した縦型のミステリードラマ。この日は特別上映に加え、賞の授与とトークイベントが行われた。

 タイトルにかけて、“上下関係”を感じたエピソードを問われた板尾は「僕らのお笑いの世界は1日でも1時間でも早く入った人が先輩。年下の人が上にいっぱいいたイメージがある。年下の先輩に、僕の方が年上だけど敬語を使ったり気を遣うことをやってきた。今思えば、変な上下関係」と告白。

 さらに「逆に、すごい年上なのにすごい後輩のオッサンとかもいた。どういう接し方をしたらいいのかというところもあった」とお笑い業界ならではの苦悩も明かしたが、一方で「シチュエーションで関係性を変えるとかしていた。異常な世界ですけど、そういう中でおもしろいことが生まれる。だからそういう風にしているんでしょうね」と納得していた。

 イベントにはヒロインを演じた女優の河合優実、柿本ケンサク監督、映画祭のアンバサダーを務めたLiLiCoが登壇した。

次のページへ (2/2) 【写真】「上下関係」特別上映イベントの集合ショット
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