ドラゴンボール声優・野沢雅子、ピッコロ・古川登志夫との深い絆「本当の親子みたい」

声優の野沢雅子、古川登志夫らが11日、都内の新宿バルト9でおこなわれた、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」初日舞台あいさつに登壇した。

イベントに登壇した野沢雅子、古川登志夫ら声優陣【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した野沢雅子、古川登志夫ら声優陣【写真:ENCOUNT編集部】

孫悟飯・ピッコロがメインの最新作「あたたかい作品になっています」

 声優の野沢雅子、古川登志夫らが11日、都内の新宿バルト9でおこなわれた、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」初日舞台あいさつに登壇した。

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 全世界待望のドラゴンボールシリーズ最新作が11日より公開。前作から5年を経て公開される本作は、原作者・鳥山明が追求した最高密度のクオリティーとかつてないスーパーバトルが劇場で繰り広げられ、ドラゴンボール史を塗り替える作品となっている。

 孫悟空・孫悟飯・孫悟天役の野沢は、「いつもは悟空が主で暴れまくっていましたが、今回は悟飯が主で動くので、とてもあたたかい作品になっています」とコメント。本作のメインキャラクター・ピッコロの声を担当する古川は、「公開直前にいろんなことがありましたが、関係者、ファンのみなさんの熱い声援のおかげで、この初日を迎えることができました。感無量です」と感謝した。

 コロナ禍で1人ずつアフレコを行っていくケースが増えたというが、野沢と古川は一緒にアフレコに臨んだ。30年以上、野沢と共演する古川は「お芝居に関しては、打ち合わせ無しで、スムーズに収録できました」と振り返り、野沢も「やっぱり一緒じゃないとだめですよね。こう来るだろうというのが分かるからすごくいいです。本当の親子みたいですね」と、しみじみ語った。

 バトルシーンの話題になると、野沢は悟飯と戦った人造人間ガンマ1号役の神谷浩史と同じ美容室に通っていることを告白。普段は敵役のキャストとは事前にコミュニケーションを取らないというこだわりが紹介され、「話をすると情が湧いてしまう。私の中では芝居に関係する」と話したが、「今回は大丈夫でした。美容室が一緒だから」と、ちゃめっ気たっぷりに笑った。

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