【みら10】桐沢が折原をバックハグ、あえての引き画に「演出、豪華」の声 視聴者胸キュンラスト

木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」(午後9時)が9日に最終回を迎えた。

折原葵(満島ひかり)の恋の行方は?【写真:(C)テレビ朝日】
折原葵(満島ひかり)の恋の行方は?【写真:(C)テレビ朝日】

折原の息子・圭太8歳が驚きの行動に「めちゃくちゃしっかりしてますね」

 木村拓哉が主演を務めるテレ朝木曜ドラマ「未来への10カウント」(午後9時)が9日に最終回を迎えた。

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(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、木村演じる“生きる希望を完全喪失している男・桐沢祥吾”が、図らずも高校ボクシング部のコーチになったことで熱を取り戻し、再生していく青春スポーツドラマ。かつてボクシングの強豪だった松葉台高校で4冠達成という輝かしい功績を手にした桐沢。しかしその後度重なる不運に見舞われ、完全に生きる希望を失っていた。そんな桐沢を再生させるため、ボクシング部時代の親友・甲斐誠一郎(安田顕)は母校の前監督・芦屋賢三(柄本明)に相談し、桐沢を芦屋の後任に抜てき。桐沢は教員免許をいかして政治経済の非常勤講師となり、弱小部と化したボクシング部を指導することに。

 最終回では、これまでボクシング部を引っ張ってきた桐沢と顧問の折原葵(満島ひかり)の関係にも進展が見られた。

 2日に放送された第8話のラストで折原は、桐沢に息子・圭太(川原瑛都)の「お父さんになってもらえませんか」と告白。言葉に詰まる桐沢に折原は冗談だと言い、酔っぱらって覚えていなかったことにする。折原の妹・楓(滝沢カレン)は、もし2人が結婚したら、「どちらかが教師を辞めなければいけないのではないか」と指摘。非常勤講師の桐沢が辞めた場合、「ボクシング部のコーチも続けられないのでは」と心配する。

 会話をこっそり聞いていた圭太は、母親が勤める松葉台高校の校長室へ出向く。校長と教頭を前に、「折原圭太です。8歳です。実は校長先生に折り入ってお願いがあります」とあいさつする圭太。「僕は、桐沢のおじちゃんにお父さんになってほしいんです。実はお母さんと、桐沢のおじちゃんとの間では、そういう話が進んでいます」と唐突に明かし、「もしお母さんと桐沢のおじちゃんが結婚しても、桐沢のおじちゃんにボクシング部のコーチを続けさせてください」とお願いした。「それが結婚の障害になってしまうと、僕はとても悲しい」と語る圭太に、校長も教頭も驚きを隠せない。

「やきとり大将」の再開が決まり、お店も非常勤講師もコーチも全力で挑むと決めた桐沢。部屋に飾ってある亡き妻・史織(波瑠)の写真をしまい、「ありがとう」とつぶやいた。朝4時起きで仕込みを行い、昼は非常勤講師とコーチ、夜は焼き鳥屋と忙しくも充実した日々を送る桐沢。折原は手作りのお弁当を渡して桐沢を支える。桐沢は他の教員にバレないように、隠しながらお弁当を頬張るのだった。

 母親の恋を応援する圭太の姿にSNS上では、「圭太やるな(笑)」「めちゃくちゃしっかりしてますね」「人生5周目の圭太」といったコメントが。また少しずつ縮まる桐沢と折原の距離に、「お弁当隠しながら食べてる桐沢コーチかわいい」「なんか初々しくてよい」と胸キュンする視聴者も。

 時は流れ、インターハイ出場者を2人出したボクシング部。桐沢は折原を呼び出し、「お話したいことがあって。ちゃんと……お返事しなきゃなと」と切り出す。場面が変わり橋の上で語り合う2人。「弁当、うまかったです」と感謝する桐沢。「卵焼き、甘かった……? 明日からは出汁巻き卵にしますね」と返す折原。「明日も?」と聞き返す桐沢に、折原は「毎日……、ダメですか?」と尋ねる。桐沢は「全然ダメではないです。ありがとうございます」と返した。出汁巻き卵の作り方について、ふざけたやり取りを続ける2人。すると突然、桐沢が折原を引き寄せる。引き画になった橋の上で、桐沢は折原をバックハグした。

 ドラマ終盤、「やきとり大将」を切り盛りする桐沢。そこには松葉台高校の教師たちが集まり、ボクシング部元部長で東京大学に合格した伊庭海斗(高橋海人/※高の正式表記ははしごだか)もアルバイトをしている。店内には折原と圭太、楓の姿も。桐沢から帰って寝るように言われた圭太は、「じゃあね、お父さん」と言って店を後にする。「いっぱい食った」と言う圭太の言葉遣いを、「食べた」と正す桐沢。折原は忙しくなった店内を手伝う。2人の手にはおそろいの指輪が光っていた。

 SNS上では、「抱きしめたー!」「この2人が一番アオハル」「お父さん呼んでる~!」「指輪ーー?」と興奮の声が相次いだ。ハッキリとした告白シーンはなかったものの、2人が結ばれたことがわかる演出に、「桐沢コーチと折原先生が結ばれたのを、あえてセリフに頼らず想像を掻き立てる演出が良かった」「木村くんのバックハグを遠景でしか見せないとか、演出、豪華すぎるだろう」「表情や会話をあえて伝えない演出が、2人だけが知る時間だって意味も込められてそうで、めちゃ素敵なシーンだった」といった感想が寄せられている。

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