鈴木拡樹、「死神遣いの事件」で再び主演 主人公“復活”に「映画にも出られる」と感謝
俳優の鈴木拡樹が9日、都内で行われた舞台「死神遣いの事件帖-幽明奇譚-」の囲み取材に共演の小林亮太、神尾佑、凰稀かなめ、脚本・演出を担当した毛利亘宏氏とともに出席した。
舞台「死神遣いの事件帖-幽明奇譚-」の囲み取材に出席
俳優の鈴木拡樹が9日、都内で行われた舞台「死神遣いの事件帖-幽明奇譚-」の囲み取材に共演の小林亮太、神尾佑、凰稀かなめ、脚本・演出を担当した毛利亘宏氏とともに出席した。
「死神遣いの事件帖」は死神との契約によって不思議な力を使うことができる“死神遣い”の活躍を描く。映画と舞台を連動させる「東映ムビ×ステ」第2弾の作品で、2020年に映画「死神遣いの事件帖‐傀儡夜曲‐」と舞台「死神遣いの事件帖‐鎮魂侠曲‐」が公開され、本作「死神遣いの事件帖 -幽明奇譚-」は続編となる。
死神遣いの久坂幻士郎(くさか・げんしろう)を演じる鈴木は「ムビステシリーズの中では初の続編を描く作品。前作から見ている方も、今作から見る方も、同じように楽しめるよう今日からが勝負だと思っている」と初日を迎えて襟を正す。見どころは「“かぶく”のが1つのテーマになっている。格式が高い仰々しい歌舞伎ではなく、生き様を見せる歌舞伎が随所に見られる。それぞれのキャラクターをしっかり愛してもらえるのではないか」と紹介した。
幻士郎は「傀儡夜曲」で亡くなったが、今作では主人公として活躍している。毛利氏は「一作目で主人公が死んだと思っていたのですが、どうやら死んでもいないし、あの世に逝っていない状態だと聞かされた(笑)。主人公を“現世に戻してくれ”という発注をいただきまして、発注に答えられたのではないか」と裏話を披露。鈴木も「死んだキャラを生き返らせることは難しい。毛利さんがしっかり汲んでくれて、僕は生き返ることができて、(今冬に公開される)映画にも出られる(笑)」と感謝した。
同舞台は6月9日から19日までヒューリックホール東京、6月23日から26日まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。映画「死神遣いの事件帖-月花奇譚-」は今冬に公開予定。