落合陽一が大手町に3Dホログラムアートを公開 「新しい自然とは何かを考えている」

メディアアーティストの落合陽一氏が8日、都内のOOTEMORIで行われた「nullの木漏れ日」記者発表会に登壇した。

イベントに出席した落合陽一氏【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに出席した落合陽一氏【写真:ENCOUNT編集部】

6月9日から7月8日までOOTEMORIに展示 デジタルアート「null の木漏れ日」

 メディアアーティストの落合陽一氏が8日、都内のOOTEMORIで行われた「nullの木漏れ日」記者発表会に登壇した。

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 9日から7月8日まで、大規模複合ビル・大手町タワー内に位置するOOTEMORIにて、落合氏が手掛けるデジタルアート「null の木漏れ日」を展示。落合氏が創作のテーマにしている「デジタルネイチャー(計算機自然)」というビジョンをもとに、3Dホログラムを活用した、都会に現れる木漏れ日を感じられる作品となっている。

 落合氏は「人間はフェイクなグリーンであっても心はやすらぐ。音が鳴れば、声が聞こえていないけど鳥がいるのかなと想像する。しかしながら、生物種が失われていくので、どこかにそういう場所が必要」とコメント。作品について「そういった自然とデジタルで作るどこの空間ともつながるような質量のないものというのは親和性があって、意外とキレイに収まった」と説明した。

 今年は、木や森をテーマにした作品を多く創作しているという落合氏。「新しい自然とは何かを考えているので、是非、みなさんにもご覧いただけたらと思います」とメッセージを送った。

次のページへ (2/2) 【写真】メディアアーティストの落合陽一氏の全身ショット
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