笑福亭鶴瓶（70）が8日、都内で行われた映画「ミニオンズ フィーバー」（7月15日公開）日本語吹き替え版完成会見に登壇した。

「SING／シング：ネクストステージ」ほか「怪盗グルー」シリーズ、「ペット」シリーズなど、人気アニメーション作品を世に送り出しているイルミネーションが手がける最新作。

　2010年「怪盗グルーの月泥棒」から12年間にわたって主人公・グルーを演じてきた鶴瓶はアフレコ収録について「僕は下手でアフレコするのにすごく長いこと（時間が）かかる。ほかの人はすぐに帰るとうわさを聞いた」とぽつり。「監督にめちゃめちゃ怒られる。この年になってこんなに怒られることはない。恐怖です」と笑い飛ばした。

　大ヒットを続けているミニオンシリーズ。「道を歩いていたら『鶴瓶』と言ってもらうけど、親子連れには『グルー』と言われる」と明かし、「そこまで浸透しているのがうれしい。子どもは“鶴瓶”じゃなくて“グルー”なんですよ」と認識の変化に驚いていた。

　会見には市村正親、尾野真千子も登壇した。