韓国ボーイズグループ・ASTRO、日本公演で計4万人動員 「次は東京ドーム」と夢語る
韓国のボーイズグループ・ASTROが3日と4日の2日間にわたって千葉・幕張メッセで約4年ぶりの日本単独ライブを開催し約4万人を動員した。
約4年ぶりの日本単独ライブ “顔天才”のチャウヌ感激「幸運をありがとう」
韓国のボーイズグループ・ASTROが3日と4日の2日間にわたって千葉・幕張メッセで約4年ぶりの日本単独ライブを開催し約4万人を動員した。
ASTROはMJ(エムジェイ)、JINJIN(ジンジン)、CHA EUN-WOO(チャウヌ)、MOON BIN(ムンビン)、ROCKY(ラキ)、YOON SAN-HA(ユンサナ)からなる6人組で、今年2月に韓国でデビュー6周年を迎えた。2018年に行った前回の単独ライブの東京公演会場はZepp Tokyoだったが、今回は観客が大幅に増大。ASTROの人気が着実に広がっていることを立証した。メンバーのMJが今年5月に入隊したため、今回は5人での来日公演となった。
ダンスチューンの「ONE」「Moonwalk」「MY ZONE」で華やかにオープニングを飾り、次いでキュートな「When You Call My Name」「All Good」を披露。「Cat’s Eye(韓国語原題:長靴をはいた猫)」ではステージに巨大な長靴に入った猫のオブジェが登場し、メンバーたちが猫耳と肉球手袋を着けてかわいらしさ全開でファンサービスを繰り広げた。
ステージは「All Yours」、「Drive to the Starry Road」など近年のアルバムを中心に「これまでの会いたかった気持ちのすべてを詰め込んだ」(ユンサナ)という構成で、ダンサブルな曲、キュートな曲からバラードまでASTROの多彩な魅力を凝縮。さらにはユニット曲やソロ曲など各メンバーの存在も押し出した。
初日はムンビンのセクシーで情熱的な「Let’s go ride」と、インターンから大金持ちに昇り詰める男を楽しいパフォーマンスと共に見せたジンジンの「All Day」。2日目はユンサナが「24 Hours」でアコースティックギターの弾き語りを披露し、“顔天才”と呼ばれドラマ「女神降臨」で人気絶頂のチャウヌは「First Love」で高校生に扮(ふん)してドキドキの告白をした。また、不在のMJは両日ともVTRでソロ曲「Story」を届けた。
コロナ禍前にファンミーティングは行っていたが、ライブは4年ぶり。しかも日本公演としては今までにない最大キャパシティーの観客を前にムンビンは「こんなに大きな会場でコンサートができることはうれしいけれど、もっと皆さんに近づきたい。近づける状況になったら皆さんとたくさん話をして目を合わせたいです。僕は今25歳ですが、25歳でこんなに良い記憶を与えてくださってありがとうございます」と感激。
チャウヌは「デビューの頃からメンバーたちと『2万人を埋められるグループになれるかな?』と話していたので感慨深いです。『会いたかった!』という皆さんの感情が伝わりました。こんな幸運を与えてくださってありがとうございます」、ユンサナは「公演中ずっと幸せでしたが、皆さんが(コロナ規制で)声を出せなかったことが心残りです。次の来日公演はまだ決まっていませんが、もっと大きな会場で会えるように頑張ります」、ラキは「今までは僕たちがファンの皆さんから力をもらってきました。成長したこれからは、皆さんに力を届け、原動力になり、恩返ししていきたいです」とそれぞれファンに感謝を伝えた。
最後にリーダーのジンジンが「すごく幸せでした。僕たちがステージで走り回れる原動力になってくださって、本当にありがとうございます。これからも頑張って努力するASTROになります。いつかMJさんも一緒に(東京)ドームで会いましょう!」とファンとともに向かっていく大きな夢を語った。